ヨガ講座:
第11回目「アレキサンダーテクニックでやる賢者のポーズ」7月30日
(前回からの続き)
今回はチャレンジ精神がモノを言います。ほんのチョッピリ勇気を出してください。
前回のがクリアできたなら、やればできます。できると超気持ちイイです。
1)それでは基本ポジションになってください。
2)右ひざを右上腕に乗せるようにします。
3)この状態で頭をゴロゴロ前後に転がします。全身に動きを連動させてください。
4)頭から背中、そして骨盤に一連の流れができると、左脚は床からフワーッと持ち上げることができます。
これはあくまでも体に動きの連続性ができたときに起こる現象ですので、左脚だけを飛び跳ねて上げてはいけません。
5)左脚を天井に向かわせて伸ばしましょう。これが超気持ちイイのです。
6)左ひざを曲げてみましょう。
7)いったん基本ポジションに戻って、反対側でもやります。
左ひざを左上腕に乗せておこないます。
8)再び基本ポジションになります。
9)今度は両脚を同時に持ち上げてみてください。
反動をつけてはいけません。頭を前後に転がしながら、背中と脚に動きを連動させるんです。
頭~頚椎~胸椎~腰椎~仙骨~股関節との連続性でバランスを調整します。
すると足は床からフワーッと10センチくらい持ち上がります。
持ち上がる高さは1センチでもかまいません。
このときアレキサンダーテクニックの「頭がリードして、体が追従する」というのが明確になります。
今までアレキサンダーテクニックのことはこの講座では述べていませんでした。
そのためか
「アレキサンダーテクニックでやるヨガとか偉そうなこと言っておいて、何にもやっていないじゃないか?」
とか言い出す人がたまにいたりします。
あげくの果てには「嘘っぱちのインチキだ」とか言う人もいるみたいです。
そういう人はどこかよそへ行ってください。
読み返せば分かりますが、この講座の背景では、
体のシステマチックな動き、頭と背中の一連の流れと連続性、体各部の観察、
こうしたことを最初からずっとやっているんです。
アレキサンダーテクニックとはこのように目には見えないところでしっかり働いている、
いわばパソコンのJavaプログラムのようなものなのです。
10)今回のは初心者にはちょっと難しかったかもしれませんが、
チャレンジする楽しみを体験してください。
ポーズは別に完成しなくたってよいのです。
プロセスこそがヨガの道です。
アレキサンダーテクニックはそういうのを「ミーンズ・ホエアバイ」といっています。
(第12回に続く)
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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