吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク・ヨガ講座:第115回目「ランナーズハイをもたらす孔雀ポーズ」

2019-11-01 11:59:41 | 美容と健康


AlexanderTechniqueヨガ講座:
第115回目「ランナーズハイをもたらす孔雀ポーズ」11月1日



毎月1日は孔雀の縁日なのです。
マユーラアサナの練習を繰り返して、一瞬ながらもついに浮上成功したという人も多いと思います。
ところが残念なのが、それで満足して止めてしまう人が多いんです。

孔雀の本当の凄さは、10秒を超えた時点で始まるんです。
いったい何が起こるのかというと、あのランナーズハイです。
βエンドルフィンの脳内モルヒネが、ドバーッと放出されます。
するとこの世のものとは思えない気持ち良さ、
神から祝福を受けたと思えるような快楽を堪能するのです。

こういう生理作用は別にマラソンじゃなくても起こります。
やり方はとにかく肉体の限界、壁を打ち破ることをやればいいんです。
だから何も外にいかなくても自宅にいながら、この究極体験ができてしまうんです。

ランナーズハイに導くコツは大殿筋と言われています。
マラソン選手は長距離を走って大殿筋を酷使します。
大殿筋にはA10神経というのが脳内に直結していて、
やる気と幸福感を出すドーパミンを大量分泌します。
それがさらに極限の状態まで自分を追い込む動機になるわけです。
すると最終的にβエンドルフィンが出ます。

孔雀ポーズでは、この大殿筋と大腰筋が強烈に働くので、
マラソン選手よりもむしろランナーズハイを出しやすいのです。

あなたもピーコックマンになって、ランナーズハイを体験しませんか?

1)まずはスターティングポジションです。指先を足に向けて両手をマットに置きます。


2)そしてウォーミングアップします。
アレキサンダーテクニック特有の動き、クラニオセイクラルの膨張・収縮をおこないましょう。

つま先を床で滑らせて伸びて膨張→足を引っ込めて収縮→また膨張→収縮
という具合で数回繰り返します。


3)体が馴染んできたら、ここで両足を伸ばしながら、上体を持ち上げます。


4)すると筋反射が起こってプライマリーコントロール発動。孔雀ポーズ完成です。

この状態を頑張って最低10秒間つらぬくんです。最初はやっぱり苦しいです。でもそれがランナーズハイに導く避けがたいプロセスなのです。

腕がブルブル震えてきて目の前が真っ白になったら、もう一息です。
死ぬ気で最後の力を振り絞ってください。脳内モルヒネは大量に放出します。
(たとえ死ぬ気でやっても、これで死ぬことはないし事故も起こりません。逆にますます元気になります)

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
070-5594-6328
headneckup★gmail.com(星を@に変えてね)
吉田篤司



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