大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

チャレンジ出発!

2007-08-11 13:15:23 | 07年度
 いよいよ、長期村のメインイベントといっても過言ではない活動。
子ども達によるチャレンジプログラムが始まりました。

ずらりと勢ぞろいした車たち


各チームとも装備の最終チェック、昼食作りを終えて出発が開始されたのは
10時頃でした。

まず、最初に出発したのは準備も手馴れている中学生チーム
「クマっちゃわないように秘湯へGO!!」

島牧村にあるという幻の秘湯を目指すアドヴァンスチーム

予定ではそろそろテント場に到着し、テント設営をしているはずです。

続いて、女の子が多い露天風呂作りチーム
「ビーチミックスバス in 浜中海浜」

実は結構な作業量、土木チームです。

予定表ではテント設営も終わり、早速、露天風呂掘りとお湯を沸かすための
石を探しにいっているはずです。女の子が多いチームですが、実は力仕事系。
作業量では1番かも知れません。

3番手は2泊3日の装備を背負って40kmウォークコースを歩くチーム
「沈道中」
3日目の自然学校からの行程はカヌーでゴール地点を目指します。

テント、寝袋全てを背負ってのロングウォークです。

2泊3日分の装備全てを背負い太平洋から日本海を目指して歩いているはずです。

4番手に出発したのは羊蹄山の周囲をぐるっと歩く
「羊蹄山ぐるっと1周『わき水』めぐり」

羊蹄山の周囲約69.6kmを歩く超ロングウォークチーム

道路が整備されているとはいえ、交通量の多い場所などを歩きます。
昨日のトレーニングでは歩き方や車道の渡り方などを練習していました。

最後に出発したのは野菜を売って売り上げを寄付するという
「チーム畑の味!」

自然学校で採れた野菜や農家さんから分けて頂いた野菜を売り歩き
売り上げを黒松内町へ寄付するという心優しいチームです。


人々との交流は文句なしで1番でしょう。様々な人と出会えるといいですね。

各チーム共に子ども達で計画を練り上げ、装備を調達して準備してきました。
どのチームも最高の笑顔で戻ってこれるようにこのブログを読んでくださって
いる方々も応援してあげてください!

ちなみに装備係の私のチャレンジは昨日の子ども達の準備日でした・・
おまけの話でした。

<本部スタッフ:小野寺 亮(バンビ)>

ハチに刺されても労災はでない

2007-08-11 08:23:26 | 07年度

◆ハチにさされても労災はでない

たどり着くことだけが成功ではない
たどり着けなかった時にも
成功と思える ストーリーがあれば、
成功なり

子ども達と同じ次元で一喜一憂することなかれ
子ども達を導く事に喜びを持ちなさい。

****

狩場・大平山山塊の林道に入る探検部隊のディレクターであるOCYのボスである 私の盟友HGCさんよりOCYへ激励のメールが来ました。
さすが・・・の名言。 (勝手に引用して 著作権は大丈夫でしょうか? ごめん)

◆ 出発
5パーティは出発にむけて 慌しく動いています。
経過の報告は、本部のバンビを通じて 発信されます。
電話が通じない場所へゆくパーティもでますので、各隊の報告が一様ではなくなりますが、ご勘弁をください。

北海道の夏、長期村のメーンイベントに 各隊順次出発します!!
子ども達の安全を第一に・・ 

慎重に 慎重に 慎重に しかし、大胆でありたい と思います。

では 各隊の成功を祈る!!

(たかぎぃ)




チャレンジチーム名と目標

2007-08-10 22:23:39 | 07年度
① 羊蹄山ぐるっと一周「わき水」めぐり
    羊蹄山周辺の湧き水を集めてレモンウォーターを作る
    70Kmウォーク
    湧水を飲む

  隊列を組む練習やドライバーへの注意喚起の旗ざおなどを作りました。意気軒昂です。やってくれるでしょう。

②沈道中 ~From the sea to the Ocean ~
    海から海へ全力疾走

  モチベーションが高まっているとのこと。再挑戦組みもいます。

③チーム畑の味!
    黒松内の農家の人たち野菜をもらって売って、そのお金を黒松内に寄付する

  チラシを作って町内の方にファックスをしました。幾らで売るかマーケティングも完璧です!!

④クマっちゃわないように秘湯へGO!!
    クマっちゃわないよう(困っちゃわないように)に歩いて秘湯(金花湯、大判小判の湯)にたどり着くこと。

   クマ対策マニュアルを作成。 練習中にハチにさされてしまいましたが、小さなヤツでしたので、とりあえずは大丈夫でしょう。

⑤ビーチミックスバス in 浜中海浜
    黒松内しゅうへんの特産物をぜいたくに使ったおふろ作りをしよう!!
  夜になって、おーさかが、「溶岩の石ってどこにあるんですか?」露天風呂を温めるために石を焼く予定なおですが、溶岩がいいという知恵をつけられたので、先日歩いた磯の溶岩帯を紹介。 なんと、80個集める予定とか・・・ 

チャレンジ準備

2007-08-10 22:01:29 | 07年度
チャレンジ準備はスタッフにとって忍耐と駆け引きの一日です。
計画したことを実行に移す準備するということは、「プロセス・先の過程」が見えていなければなりません。先が見えてないと、すなわち段取りができないわけです。経験が積み重なっている「クマちゃわないように秘湯にGO!!」(林道歩き班)は中学生ばかりなので、さすが早い。余裕しゃくしゃくで、夕方からでも出発できる態勢でした。

小学生でも経験者が多いので、数年前に比べて準備は早いですが、それでも丸一日夕方までかかります。一番の原因?は、集中力が続かない。情報集めがへたくそ・・・。自分で考えて物事を先に進めることって、やはり経験・体験の積み重ねだなあ・・って彼等の準備姿を見ているとつくづく思います。

     

◆まり子チェック入る
 去年は食糧計画にまり子チェックが前夜にあったのですが、それを忙しさにまぎれて怠ってしまいました。 食糧買出し集計をしていた彼女から「これじゃあ、買ってこれないよ!!」 チェック!!の一喝が入りました。

 

「とり肉 3枚ってどういうこと?」
「この人数で米32合ってどういう計算?」
「もやし 1 って 一本かい!?」
「行動食 8人分って わからん!」
「コンビーフ 1Kgも何するの 高いんだよ!」  厳しいです。

厳しい検閲を受けていた ○○○君曰く
「あー肩凝った!! たかぎぃ の気持ちが 分かった気がしたよ」
「何言ってんだよ、 俺はねぇ 恐妻家じゃないよ! そうは見えないかもしれないけれどね、亭主関白なんだぞ!!」 

おまけの話でした。

その後、我がチームの子等三人とコンビニに行動食の買出し ひとり300円で合計3300円。 3300円のお菓子類を買うなんて考えてみれば、子どもにしてみたら、どれをどのくらい買ったらいいか見当が付きにくいバイキングみたいだよなあ・・・。その買い方を見ているとおもしろかった。
 300円ずつ買おうとした。
 なかなか決まらないので、しばらく見ていて・・「君らさぁ 300円 11回やるのぉ?」

たくさんあるのに、なぜなかなか決まらないのか その理由が見えてきた。
① 3個や4個の物が多いのでわけにくい
② 袋に小分けに入っているものを探そうとしているので限られる
③ ひとり一個、合計11個の100円くらいの物を買うのはかなり冒険らしい
④ ひとりが嫌いだというと、それを避ける・・・

ともかくも 30分以上かかって買ってました。

そんな あんなで スタッフにとっては、忍耐と駆け引きの一日が過ぎたのでした。
              
行動食(活動中に補給のために食べるお菓子や飴類) 

太平洋から日本海へ

2007-08-10 21:42:42 | 07年度
太平洋から自然学校までの34kmを重たいザックを背負って歩き、そこからダッキー、カヌーに乗って日本海を目指すチームの正式チーム名は『沈道中』~From the sae to the ocean~ になりました。

チャレンジ準備日となった今日は、全員で持つ装備の準備をしたり、大きなリュックへ荷物を詰め込んだり、準備に時間を費やしました。大きなザックを背負って歩く練習をしたりもしました。中2のTKNを中心にして、いい感じで徐々にモチベーションが上がってきています。

最後に子ども達がたてた安全の目標は「道路ではひろがらない」「こまめに水を飲む」「ちゃんと寝る」の3つ。

ちなみに本日、子ども達が一番目を輝かせて真剣に作業をしていたのは、行動食(甘いお菓子や雨、しょっぱいお菓子)の仕分け作業でした。



明日からの2泊3日、子ども達と一緒に私もチャレンジしてきたいと思います。

<文:鈴木剛充>

鬼軍曹去る

2007-08-10 20:03:14 | 07年度
自然学校のHPが立ち上がらなくなりBNBが復旧中。そう言えば去年もあったなあ・・。もう一度インストールし直して、ファイルがごちゃごちゃになっている可能性があるので、しばし更新ストップするかもしません・・・。

◆鬼軍曹去る
毎年、富士山の麓からやって来る強力なディレクターBoh2(ぼーぼー)こと久恒さんが仕事の関係から残念ながら、このメインイベント直前に帰途に着きました。彼はアウトドアスキルはもちろん頼りになる名ディレクターですが、長期村の生活改善委員長でもあり、やさしくも小言大言を達にお達しする役目を担ってくれていました。 この時点でいなくなるのは運営としてはきついものもありますが、彼が鍛えた諸君はチャレンジを乗り越えてくれることでしょう。

                   

◆ 日記
「帰ったら長期村のブログ見て 日記書くわぁ」
「去年は、ブログで提出したんだ」
「えー、お前 俺のブログをコピーペーストして改編してんじゃぁ ないだろうなあ」
「あー、えー、CDROMのさあ・・写真をさぁ・・・」
「じゃあ、まむが毎晩12時過ぎまでかかって作っているアルバム使ってんのかぁ」
まむ「そんなんじゃあ、CDアルバムあげないからね!!」
「あっ・・今年は日記の宿題ないから・・」

真相がわからぬ ○○○君との会話でした。

(おまけのはなし)

羊蹄湧水ウォーク

2007-08-09 22:29:29 | 07年度
羊蹄山山麓の湧水を求めながら約70Kmを歩く計画。歩道のない道路がどうしてもあるので、参加を希望するお子さんの親御さんにはご了解を頂く電話をしました。

出発は11日 12:00 ニセコ昆布温泉の湧水から 15時ニセコ比羅夫湧水、夕方に倶知安旭丘公園にてキャンプ 余力があれば倶知安駅の湧水(地下水?)で水汲み

12日 朝6時半出発(できるか・・) 11:00 京極噴出し公園 ・・歩き続けて留寿都方面へ 13日も歩き続けて 真狩の噴出しへ。 そしてニセコへ

ちなみに上記の時間は、自然学校時間ですから、日本時間は1時間引いてください。

メンバーは
りく、りくや、かずちか、あとむ、なつみ
D たかぎぃ、じゃいあん、ヨルン、しずか、かんかん、まめ

過去の40Kmウォークの経験者が4人、初めてのロングウォーク体験者が1人。それでも狩場山登山で登山道で18Kmを体験しています。距離感は一応持っている中での参加です。 荷物は車で移動させ必要最小限の荷物だけを背負います。3日かけてなんとか到達可能な距離ではあると思いますが・・・ スタッフも全員志願者ですので、モチベーションは高い・・・でしょう。

これにてチャレンジの全チームが成立しました。
明日は 準備を一日し休養もし、出発に備えます。

露天風呂チーム

2007-08-09 21:11:40 | 07年度
漁師さんと海鮮丼を作りたいとの企画から転じて、露天風呂になぜか発展?参加者も最大人気のチャレンジチームとなりました。

メンバーは、
まりお、いづ、もりか、はるか、なつき、あやの、いぶ、えみ
D おーさか、せぽ、あやか

狩場までドラゴンウォーターという名のついた天然の炭酸水を取りにゆき、寿都浜中海岸に穴を掘って露天風呂を作るというプログラム。当初、風呂一杯分180リットルの炭酸水(もって来たら炭酸ぬけるんだけどなあ・・)を車の上に積んで欲しいとの要求がありましたが、ちょろちょろ出ている水を汲むのにいったい何時間かかるのか・・・ということで、ひとり500cc 合計5リッターとして後は薄めることとしました。

大人からの知恵をもらって 設計図を作ったのですが、砂浜に大きな穴を掘って、コンパネで枠を作り、ビニールシートを貼り石をひきつめ、焼き石を入れ熱する、それも浴槽と足湯があるというけっこう大掛かりな土木型計画です。 でもだいじょうぶかなぁ~・・??? あんまり力がなさそうな女の子ムが中心のチームなんですが。 男の子は 主計画者であった まりお君のみ。頼んだよ!!  チャレンジ参加のボランティア参加の女子学生に期待!!




野菜売りチーム

2007-08-09 18:56:13 | 07年度
黒松内は農業・酪農地帯です。今年は日照が少ない上に雨が降らない初夏、そしてここへ来て降雨はありますが、やはり太陽があまり顔をださない日が続いています。校庭の草もこれまで一度しか全体芝刈りをしていません。そんな状態ですが、農家はさすがプロ、各農家の自家用の野菜達は、自然学校のやんちゃ子農園よりみごとに立派です。
そんな、農家のじいちゃん、ばあちゃんが作った野菜を仕入れて行商販売しようという計画です。 移動はリヤカー。 黒松内の市街地を中心に売り歩きます。明日はチラシを作って

仕入れるというより・・もらう?かな。 売上金は、官民一緒になって今年実施されるブナ再生プロジェクトに寄付してもらうことになりそうです。

メンバーは、
すなお、たか、れい、りんご、あやこ
D まむ、ひっぴ、なな


太平洋から日本海チーム

2007-08-09 17:24:07 | 07年度
黒松内は、北海道渡島半島の付け根にあります。北海道地図でエビの尻尾のようにきゅっと湾曲した部分です。ここは、太平洋と日本海の直線距離が20数キロしかありません。例年、第一期の終わりにこの区間で40Kmを空身(食べ物と雨具くらいを背負う)歩くプログラムを実施するのですが、常連の子ども達には記録狙いが目的になって来てしまい、みんなで目標を達成するという雰囲気でなくなってしまったので、今年は登山としました。

でも、太平洋と日本海を歩いて縦断するというのはやはり魅力的です。 一日で歩くことも可能なので、チャレンジにすると、荷物を背負ってということになります。それでも先日の子どもプランでは 10時間くらいかけて26Kmほど歩けたので、2泊3日では楽勝とまではいかなくても チャレンジ性がちょっと低いかな・・という判断からプラスアルファの目標を検討してもらってます。

メンバーは固定されました。
たかなり、えいすけ、ともや、あいこ、ちさと
D たーぼ、しんいちろう、かめちゃん、よっしぃ、ちえ

温泉探検隊

2007-08-09 17:15:08 | 07年度
チャレンジ決定・関所通過第一号は、温泉探検チームでした。島牧村(ここから車で一時間)の山中にあるという小金井沢温泉を探し当てます。

メンバーは、たくや、さすね、のどか、あかんち の中学生チーム
スタッフは、D.おっちぃ、はぎ、さっちゃん それに 強力な助っ人・皆川さん

クマが多い道南です。
「クマ撃退スプレーをもう一本かして欲しい」
「人間のマーキングは効き目がありますか?」とクマ対策に余念がありません。

山岳ガイドのおっちぃとアウトドアの達人・皆川さんが支援しますのでご安心ください。
この温泉は、テレビで探検ルポが紹介されたこともあり、最近探す人もチラホラ現れたようで、ブログを探すとレポートがあったりします。しかし、正確な位置は今ひとつわかりませんので、情報収集が重要です。 常連ベテラン組なので計画・準備も早いです。

海鮮

2007-08-09 13:23:14 | 07年度


 今朝上がったばかりのイカ(写真で真っ黒に見える)、モンケ、ホタテが届きました。ここのところ海が荒れ気味のせいもあるのか、いつもの漁師さんの定置網は夏枯れ状態のようでした。せっかく日本海の近くにいるのに海の幸があまり食卓に乗らなかったので、まり子さんのスペシャル仕入れルートでごっそりと手にいれました。

チャレンジグルーピング

2007-08-09 12:37:36 | 07年度
食堂の配水管が詰まってしまいました!! 大変!!  町や業者へSOSを出してきてもらいましたが、埋め込み式の配管で床のしたにももぐれない構造。いちかばちかで高圧洗浄をかけるしかないのですが、壊れた時はどうする??  今後の校舎利用にも関わる一大事です。

それはさておき・・、さて置いてというわけにはならないのですが・・・

昨夜の段階でのヒアリング結果は次の通りです。
リヤカーとダッキー を使いたい  あいこ、えいすけ、たかなり、ちさと、ともや
ダッキーで川  ごんべえ、りく
山中の温泉探し さすね、たくや
湖横断     かずちか
野菜売り    えみ、れい、あや、あやの、りんご、はるか
ドラゴンウォーター(狩場にある炭酸水の湧水)でなにか  もりか
歩く系  あとむ、いづ、あかんち(山?)、なつみ、いぶ
漁師と海鮮丼  まりお、りくや
誰もしたことがないこと  なっつ
まだ   のどか

         


山中に入るチームには、毛皮を持って登場したボランティアさんの皆川さんからクマについての話がされました。






いそがしや休養日

2007-08-09 10:41:54 | 07年度

◆募集
 ターボの名演説のあと、チャレンジ計画を固めている子やカウンセラーが計画内容を掲示し仲間を募集し始めました。 「漁師さんにお願いして海鮮丼をつくる」という計画が張り出されましたが・・・、楽しそうに話している企画者のM君に・・、

「それはチャレンジになるの?」
「一緒に船に乗せてもらって漁をする」
「何を獲って、何を海鮮丼に載せたいの?」
「マグロ」
「・・・・、無理」
「漁師さんにお願いするって、いい加減にできないんだ」
「面白い計画だけど、それは難しいなあ・・・ スーパー行った方がいいよ!」とバサッと却下。 

何ができて、何がいいか具体的な提示はほとんどディレクターからはありません。ですから、ディレクターの許可がもらえるだろうかと子ども達は真剣に考えなければなりません。 これだけは困るということだけが 何点だけあります。

① 釣りだけが目的はだめ  釣れないとすごーくモチベーションが下がってしまう。釣り名人やそれなりの仕掛けがあればいいのでしょうが、下がったモチベーションをあげ、チャレンジとして仕上げるのは、かなりのディレクターの技量とエネルギーが必要となり、どっちがチャレンジしているのか・・・となってしまうのです。
夕食のおかずのために釣るというならOK
② 自然学校の外で2泊の野外泊をする
③ 車が多い車道をロングで歩くのはできない
④ 同様に 自転車のロングはできない

あとは、子ども達がディレクターと交渉する、ディレクターが子どもと駆け引きをする・・どちらにとっても、結構たいへんな作業となります。高度なコミュニケーショントレーニングでもあります。

◆チェッカーズ
洗濯への号令がかかりました。衣服の管理があやしい面々に、まむをリーダーとするチェッカーズが投入されました。チャレンジにむけてちゃんとはける靴下やパンツがあるのか、容赦なく一枚一枚のチェックでした。
大掃除
校舎内で一斉掃除が始まりました。これは、それほど号令が厳しくかかったわけではありませんが・・、オッホ札を手にいれたいがための自主的?行動でした。オッホ札とは長期村で発行される「ありがとう券」です。 何か全体のためになるようなお手伝いがあったときにディレクターから感謝の気持ちを込めて差し上げる券です。もちろんこの券をもらわなくてもお手伝いをしている子もいます。

でも本日は・・、ちょっと魂胆ありありでした。 それは、午後にケーキ屋さんが来るのですが、出張店舗となる食堂に2オッホの入場料が設定されたからです。

チェッカーズとオッホ効果で 見事に部屋がかたづきました。

    

◆マザーネイチャー
 町内のケーキとパン屋さん、マザーネイチャーの出張開店。4.5種類のケーキがからひとつ決めることになっていたのですが、あんがいすんなりとゆき、熾烈な争奪戦はありませんでした。お誕生日のりんごとおっちぃは、当然優先。全員でハッピーバースディの大合唱をプレゼント。



****
校舎内がいっきにはじけたように賑やかになりました。ちょっと例年より遅いかなという感じです。スタッフの子どもへの関わり方がやっと深くなってきたせいもあるでしょうし、子どもプランが無事終了し、気心がしれた仲間がたくさんできたことも一員でしょう。

あちらこちらで 大きな笑い声が起こり、子ども達の歓声があがります。

***
子どもの笑顔と歓声のある地域は繁栄する!!のだ。


ニセコ2山登頂!!

2007-08-08 16:49:32 | 07年度
★8月6~7日子どもプラン★
『山に登りたい!!』という4人の子どもと3人の大人でニセコの2つの山に登ってきました。
お天気予報は雨マーク。出発時、ニセコ連山はガスの中でした。カッパを着て、気合を入れて出発です。
1日目は『ニセコアンヌプリ(1308m)』の頂上を目指します。


 
  <ニセコアンヌプリ登山口。雨が強くなりませんように…>

時々小雨がちらつきました。真っ白なガスの中、目指すべき頂上も展望も見えないまま、山道を登ります。
子どもたちからは時々は弱音がきかれましたが、頂上に行きたい気持ちがとっても伝わってきました。
蒸し暑い中、2時間半がんばって見事登頂です。

 <こんな濃いガスも山ならでは>

下山後は登山口のニセコ野営場にテントを張って、自炊をしました。
夕食は豚ドンでしたが、7人で6合のご飯では、足りなかった…。
UNO大会で1日の幕を閉じました。


2日目は『イワオヌプリ(1116m)』登山です。
今日も昨日と同じ、ガスの中の登山です。
2時間登り、頂上付近までいくと、火山灰や火山れきの斜面になります。
「月面着陸」と比喩したのは大人のSINですが、ほんとその通り。
斜面では硫黄の結晶がたくさん見つかりました。


           <2山目登頂!>

頂上までは雨も降らず順調でしたが…
頂上に着いたとたん、スコールのような雨が降りだしました。
急いでカッパを着て、早足で下山。ケガをしていた子も、下りが怖い子もがんばりました。
稀に見るものすごい雨で、足場もとても悪かったです。
無事に下山後、おもちのようになったおにぎりを食べました。

2日間連続の登山で、お天気が悪いにも関わらず、みんな本当によく登ったなあと感心しました。
2山登頂後のみんなの顔が、すっきりしていました。
みんな、山好きになってね。(落合康子)

報告会でのキーワードは、
おもち 川 月面着陸 UNO 中指

ごはんを失敗しておもちのようでした。
どしゃぶりの雨で道が川のようでした。
イワオヌプリの山頂付近は月面に着陸した風景のようでした。
テントでUNOをしていると年齢順に上がることがわかった。
ともやが手をついて中指を痛め 夜病院に行った。