大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

チャレンジ、カヌー班 1日目

2017-08-13 15:22:45 | 2017夏長期キャンプ

チャレンジコース 尻別川カヌー班の高木です。 期間中、機器の不調もあり逐次お伝えができなくご心配をおかけしました。

私のfacebook(高木晴光)、黒松内ぶなの森自然学校のfacebook page,や個人ブログ http://blog.goo.ne.jp/haruneosにはアップがありますので、ぜひご覧ください。 あらためて時系列にチャレンジの模様をレポートさせて頂きます。

メンバー: さるきち、りの、じょうたろう、あいき、だいち 

スタッフ: かずき(高校生ボラ)、とにー(台湾の大学実習生) そして、安全管理ディレクターは高木でした。 尻別川のダッキーカヌー(激流下りにも使えるゴムボート)による川くだりは同じコースを過去2回、長期村でも実行している、いわば定番のコースですが、今回は経験豊かな中学生がふたりいるということで、ほぼ全部彼らが行動計画も食糧計画も立てました。時間管理も、たまには介入するが、すべて彼らの行動に私が合わせるとう方針で実行しました。

 ダッキーは2艇、私以外の7人が乗ります。 私はカナディアンカヌーに荷物を載せて伴走することになりました。尻別川の中流域はプロガイドが操舵するラフティングでの激流下りが有名ですが、中流下部から下流は雄大な風景の大河となります。その分、流れが弱く、全行程、およそ15Kmを一生懸命に漕がなければなりません。非力な2,3年生が3人いますので、中学生とボラ高校生の体力に頼ることになります。

1日目 8月11日。 前日に装備準備は終わり、伴走カヌーに荷物が全部搭載できることも確認していましたから、順調に予定どおりに午前中に、カヌー出発点の蘭越町らんらん公園まで行くことができました。 時間はたっぷりありますので、まずはブルーシートによる野宿場づくり。 何箇所か適地を助言して、決めた場所はここ。

その後は、私はなんの指示も出しません。 2本の樹木を利用して上手に仮小屋をつくりあげました。夜間に少しだけ強い雨が振り、半分は水浸しになりましたが・・。

時間がありあまるので、生き物探し。というよりもサバイバルなので食材探しです。 川ではヤマメやカジカ系の小魚とかわしんじゅがいをゲット。山菜はフキのみでしたが、ヨモギ茶を作ったね。

あいきが魚を捌くのを小学生たちが真剣に見学中。 おおきくても大人の小指ほどですから、さすがに三枚にはおろせない・・・。 いったいどうやって食べるのか、鉄板で焼いて、醤油とみりんで茹でて、まさしく、煮てね、焼いてね、食ってねでありました。 川の水を蒸留して飲もうという苦心もしましたが、それは工夫不足で断念。 しかし、雨水でよもぎ茶を飲みました。(まあ、いいかという程度に・・)。

ブルーシートの中はこんなぐあい。




チャレンジキャンプ 各チームが帰還

2017-08-13 13:34:23 | 2017夏長期キャンプ

それぞれのチャレンジキャンプが帰ってきました。

雨、予定の変更、トラブル、色々あったようです
それぞれの報告の全てを聞けているわけではありませんが、ひとまず無事に帰ってきてくれ、嬉しいです。


自然学校の活動には、危険なものもあります。
川、海、山、たき火、刃物の扱い、野外泊や野外炊事、、、それぞれ大小はありすれど、多くの危険があります。
どれもこれも相応の知識やスキルが無いとケガをしたり、場合によっては命を失うこともあるかもしれません。

そのために、スタッフの長期村への1週間前の現地入りや応急救護などの訓練、
各活動においては装備チェックや、活動前に安全管理のアナウンス、夜のスタッフミーティングなどを行っています。

チャレンジコースだけのお受け入れをしていないのも、同様の理由です。
自然学校での生活、周辺のフィールド、基本的な野外スキルを学び、チャレンジを共にする他の参加者やスタッフとの信頼関係を築いた上で、やっと「チャレンジ」ができるのだと考えています。

「危険」なだけであるならば、やらないに越したことはありません。
危険やリスクを知った上で、それでも私たちは楽しんでほしい良さがあると信じています。
川、海、山、たき火、刃物の扱い、野外泊や野外炊事、、、どれもこれも本当に面白く、遊び尽くすことはできません。
今回、チャレンジキャンプに参加した人は心から感じたのではないでしょうか。

その他にも
自然の優しさ、優しく無さ
他人との相談や協力の難しさ、他の人に助けてもらえる嬉しさ
自分達で作ったご飯の美味しさ、家族やキッチンスタッフのご飯の美味しさ
寝袋の暖かさ、普段のベッドの柔らかさ‥‥

この3日間、6日間の間に、多くの経験や思い出を得たと信じています。

 

夏の長期村ディレクター MJたつみ こと巽 創

 

 

 

 

 

 

 


チャレンジ 昆布隊:熱郛高原に突入!

2017-08-13 09:35:21 | 2017夏長期キャンプ
朝食作り食べはじめたのが6:55。
時間ヤバイと感じはじめたのか、片付けは素早くやり、7:20に寝床を出発!



昨晩のうちに黒松内町に入っていたこともあり、少し歩いたら何人かは見覚えのある道に出たことに気づきました。

黒松内道の駅も通過し、ここからは40kmウォークでもお馴染みの熱郛高原に突入。

アップダウンのある道がなかなかしんどいですが踏ん張りどころ。

川下りチャレンジ2日目

2017-08-13 09:03:53 | 2017夏長期キャンプ

続いて川下りチャレンジチーム2日目の様子です。

朝食づくりでマナスルが不調。焚き火の力でごはんづくり。

 

河原に出現したゴーグル族

ダッキーにのり尻別川を下ります。

  

本日の寝床に到着。

   

贅沢使いの一人一土管。なかなか快適だったようです。

     

 

電池の節電の為、このあと写真は途絶えていますが、
朝5:30の時点で、子どもたち自ら起床し朝食準備にとりかかっていました。
順調にいけば、このあと11時ごろには目標地点に到着し、自然学校にむかいます。

(ボランティアスタッフ達と学校にてチャレンジ組の帰還を心待ち中@ちこ)


チャレンジキャンプ 砂政泊図鑑づくり 朝食と全体片付け

2017-08-13 08:15:24 | 2017夏長期キャンプ
朝食は、焼きそばパンとココア、グレープフルーツ
食べ合わせが中々すごいです
チャレンジキャンプでは、メニューもかなり自由度高く作ることができます
ちゃんとした理由があれば、ほぼ要望通りになるでしょう

それにしても、焼きそばパンは初めてかなぁ







この後は、地図作りのための最後の散策を除いて、片付けして早めに帰るのみです














チャレンジキャンプ 砂政泊図鑑 日の出を見るための起床

2017-08-13 05:08:01 | 2017夏長期キャンプ
3日目朝は、日の出を見る予定


学校で図鑑作りもあるため、早く帰るためにも良い発想です

とはいえ、日の出の時間を調べずなんとなく予想の4時30分
朝起きる手段や道具、日の出の方角も確認しておらず
やはりこのあたり詰めの甘さが…

実際の日の出は4時40分、大人が指定された時間に声かけして起こすよ、と言った所、4時を希望
(ちょっと早くない?)

しかしみんなで話し合って決めたこと
大人はサポート、言われた通り行動するだけです


と、前置きが長くなりましたが、本日4時にみんなを起こしにかかりました
男子テントのtky君は無反応
ゆすったり、顔ペチペチしても全くです

女子テントは同様に4時頃から声かけをしていましたが、うーんわかったむにゃむにゃ状態で、起きているとは言えません…

10分ごとなどに声かけをした所、女子テントが4時40頃に起きてトイレに行ったりとゴソゴソ
釣られて、tky君もムクッと起きて寝袋をたたみはじめました
今まで起きまてんでしたが、置きてからは行動は早いです


曰く「女の子の声で目が覚めた MJが何をしていたかは全く記憶に無い」とのこと
班員と仲が良いのは良い事ですが、ちょっとさみしいですね

風強く、くもり
時間が少し遅れたということで、日の出はスッパリあきらめて、現在朝食作りを元気にやっています

4時50分~朝食作り、はほぼ予定通りです


チャレンジ 昆布隊:本日の寝床に到着!

2017-08-12 22:08:28 | 2017夏長期キャンプ
蘭越の道の駅から更に2時間
本日の寝床に無事到着!

街灯のない道もあり道中真っ暗、ヘッドライトは足元を照らし、対向車にも存在を伝え、大活躍でした。




21時ごろ昆布駅から25km地点に到達。
ちょうど黒松内町に入ったところにいい感じの東屋があり、本日はここでビバーク。
足いたーいさむーいねたーいと言ってます。

夜食のおにぎりを食べ、寝るかと思いきや近辺の探検に行くなどまだまだ元気…?
ようやく寝床のセットをはじめ、寝袋に入りました。

チャレンジキャンプ 砂政泊図鑑づくり 午後の活動

2017-08-12 19:32:53 | 2017夏長期キャンプ
15時からは、2手に分かれて生き物探しと、歩いてのマッピングや廃屋を除いたりしました

水に入るとやはり寒く、たき火とホットドリンクで暖を取りました


マッピング組は忘れないよう、しっかりメモ


二組とも片付け、着替えした後は、予定していたたき火をセット
昨日、今日と火はついていましたが、やっていたのはMJのため、みんながやるのは実は初めて
枝や薪、石を集めて良いかまどを作ることができました


火もつき、もう晩ご飯作りダナーというところに、おかじぃおかばぁ、あきさんやみーちゃんが登場!


元気と差し入れをいただきました
ありがとうございます!


夕食はカレー
ご飯は炊き終わっているものの、硬かったため再度お湯を入れて炊き直し
カレーはせっかくなので、作ったたき火で調理しました




結果は上出来!
差し入れと併せてお腹いっぱい食べることが出来ました







チャレンジ 昆布隊:ロングウォーク途中経過

2017-08-12 18:44:28 | 2017夏長期キャンプ
昆布岳には登れませんでしたが、気を引き締め直して新たなチャレンジに出発!

昆布岳のふもと昆布駅から出発し、
歩いて自然学校を目指します!




ここ2年は夏長期でやっていませんが、ぶな森の恒例行事に
太平洋から日本海を目指して歩く「40kmウォーク」というものがあります。

今回のチャレンジでは40km超の道のりを、チームみんなで目指す。
仲間のペースに合わせて歩くのは大変ですが、それもチャレンジ。

現在は約14km地点のらんこしふるさとの道の駅。
ちょっと疲れた顔も…

オニギリ作って食べて、元気回復!



暗くなってきたのでヘッドライトを装着して、再び出発しました。