チャレンジコース 尻別川カヌー班の高木です。 期間中、機器の不調もあり逐次お伝えができなくご心配をおかけしました。
私のfacebook(高木晴光)、黒松内ぶなの森自然学校のfacebook page,や個人ブログ http://blog.goo.ne.jp/haruneosにはアップがありますので、ぜひご覧ください。 あらためて時系列にチャレンジの模様をレポートさせて頂きます。
メンバー: さるきち、りの、じょうたろう、あいき、だいち
スタッフ: かずき(高校生ボラ)、とにー(台湾の大学実習生) そして、安全管理ディレクターは高木でした。 尻別川のダッキーカヌー(激流下りにも使えるゴムボート)による川くだりは同じコースを過去2回、長期村でも実行している、いわば定番のコースですが、今回は経験豊かな中学生がふたりいるということで、ほぼ全部彼らが行動計画も食糧計画も立てました。時間管理も、たまには介入するが、すべて彼らの行動に私が合わせるとう方針で実行しました。
ダッキーは2艇、私以外の7人が乗ります。 私はカナディアンカヌーに荷物を載せて伴走することになりました。尻別川の中流域はプロガイドが操舵するラフティングでの激流下りが有名ですが、中流下部から下流は雄大な風景の大河となります。その分、流れが弱く、全行程、およそ15Kmを一生懸命に漕がなければなりません。非力な2,3年生が3人いますので、中学生とボラ高校生の体力に頼ることになります。
1日目 8月11日。 前日に装備準備は終わり、伴走カヌーに荷物が全部搭載できることも確認していましたから、順調に予定どおりに午前中に、カヌー出発点の蘭越町らんらん公園まで行くことができました。 時間はたっぷりありますので、まずはブルーシートによる野宿場づくり。 何箇所か適地を助言して、決めた場所はここ。
その後は、私はなんの指示も出しません。 2本の樹木を利用して上手に仮小屋をつくりあげました。夜間に少しだけ強い雨が振り、半分は水浸しになりましたが・・。
時間がありあまるので、生き物探し。というよりもサバイバルなので食材探しです。 川ではヤマメやカジカ系の小魚とかわしんじゅがいをゲット。山菜はフキのみでしたが、ヨモギ茶を作ったね。
あいきが魚を捌くのを小学生たちが真剣に見学中。 おおきくても大人の小指ほどですから、さすがに三枚にはおろせない・・・。 いったいどうやって食べるのか、鉄板で焼いて、醤油とみりんで茹でて、まさしく、煮てね、焼いてね、食ってねでありました。 川の水を蒸留して飲もうという苦心もしましたが、それは工夫不足で断念。 しかし、雨水でよもぎ茶を飲みました。(まあ、いいかという程度に・・)。
ブルーシートの中はこんなぐあい。