インフルエンザの予防接種

　今年も残すところ後わずかになりました。毎年「新型インフルエンザが大流行する」と言われ続け、当の私も患者さんに同様に言っているので、狼少年になったような気がします。

　しかしながら、「備えあれば憂いなし」という言葉があるように、インフルエンザの対策をすることは非常に重要です。絶対に休めない仕事をされている方や受験生など、いくら若くて健康であっても、忙しいと免疫力や抵抗力が低下し、容易に風邪やインフルエンザになってしまいます。単なる風邪であれば数日休養すれば回復しますが、インフルエンザはそうはいきません。

　インフルエンザの確実かつ簡単な予防法は、予防接種です。インフルエンザのワクチンはいつ打ってもよいわけではなく、流行時期の２，３週間前には接種を済ませなければ効果を期待できません。簡単に言うと、年内には予防接種を受けた方がよいでしょう。

　またワクチンは無くなっても追加生産しませんので、早めにお近くの医療機関を受診して下さい。ちなみに当院のワクチンは、残り少なくなっています。