昭和53年12月7日、故大平正芳が内閣総理大臣に指名された。
施政方針演説の原稿のメモには
1.脱経済。経済軽視ではない。
2.確信なき時代…展望、創造が大切。
3.文化重視…生きがい、生活の充実感。
4.脱イデオロギー…既成概念から政治を開放する。
と書かれていた。(大平正芳回顧録より)
「脱経済」の意味するところは
「(前略)急速な経済の成長のもたらした都市化や近代合理主義に基づく物質文明事態が限界にきたことを示すものであると思います。いわば、近代化の時代から近代を超える時代に、経済中心の時代から文化重視の時代に至ったとみるべきであります。」
という演説にまとめられています。
約30年前のことなのに
経済評論家が跋扈する
今の日本社会を表現しているようです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
当時は「あーうー」とかよくテレビのお笑い番組で揶揄されていて
子供心に「そういうもの」として思っていました。
今になって大平首相の関連図書を読むと
そんな子供の頃の認識が恥ずかしくなるほどです。
その知性の奥深さには脱帽です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
施政方針演説の原稿のメモには
1.脱経済。経済軽視ではない。
2.確信なき時代…展望、創造が大切。
3.文化重視…生きがい、生活の充実感。
4.脱イデオロギー…既成概念から政治を開放する。
と書かれていた。(大平正芳回顧録より)
「脱経済」の意味するところは
「(前略)急速な経済の成長のもたらした都市化や近代合理主義に基づく物質文明事態が限界にきたことを示すものであると思います。いわば、近代化の時代から近代を超える時代に、経済中心の時代から文化重視の時代に至ったとみるべきであります。」
という演説にまとめられています。
約30年前のことなのに
経済評論家が跋扈する
今の日本社会を表現しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
当時は「あーうー」とかよくテレビのお笑い番組で揶揄されていて
子供心に「そういうもの」として思っていました。
今になって大平首相の関連図書を読むと
そんな子供の頃の認識が恥ずかしくなるほどです。
その知性の奥深さには脱帽です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)