風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

介護の歌・別れの歌

2014年07月23日 | 日記

朝の散歩から帰る頃、セミが鳴き始めます。

梅雨も明けて、いよいよ夏のおとずれです。

朝日歌壇には介護の歌・別れの歌もあります。

いくつか選んでみました。


「そろそろ帰りますね」が言い難く ホームのテレビ母と見ている

「車椅子誰が押すのよ」と言ってみる 答えぬ夫が見ている未来

麦を刈る匂いに包まれ穏やかな 笑みを浮かべる認知症の母

対等に夫婦喧嘩のできる日を 願い暮れゆく病室を出る

買えばなんて指輪は買って欲しいもの 女心も知らず夫逝く


明るい歌で締めましょう。

えだ豆をはじめて茹でし夫と飲む 発泡酒なれど極上の味

 コンパクトデジカメで雨のしずくです。