ねこばすのGarden日誌/終のすみか編

「とかいなか」に移住した、ねこばす・オケイのGarden&菜園の開拓日誌。

お雛さまに願うこと…

2012-01-19 14:55:20 | 日々の出来事
新年のご挨拶をして、はや一月も半ばを過ぎた。
今週末は大寒だというのに、石川は雪が少ない。
たしか、去年の今頃はけっこうな雪が降ってたよなぁ~。
でも、しっかり寒いけど…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・


先週末の休日。
納戸の片付けをしたついでに、娘の雛人形を出してみた。

実に8年ぶり…。


ねこばす家のおひな様
我が家のおひな様は男雛と女雛の2人だけ。
娘が生まれた年(平成元年)に購入した。
つまりは、娘と同じだけ年齢を重ねている人形だ。


以来、桃の節句にはかかさず飾っていたのだけど、
8年前に猫のカイを迎えてからは、
「カイにいたずらされるから…」という理由をつけ、飾らなくなってしまった。
たんなる母のものぐさである。


男雛様
久しぶりに再会してみれば、なかなかイケメンじゃないの。


女雛様
この女雛のすっきりとして優しげなお顔。
まだ赤子だった娘に似てるような気がして選んだのだったっけ。


私の娘は、あるハンディ(障碍)を持って生まれてきた。
家庭では家族が全力で守ってやることができるけど、
社会に出ると、やはり辛い事がたくさん。

そんな娘の成長を共に見守ってくれてたはずのおひな様を、
ねこばす母は、8年も納戸に閉じ込めていたんだね。


成人期を迎えた娘は、新たな試練に直面し、
自分なりに、もがきあがき、苦しんでいる。


親からの自立…。
ハンディのある子供にとって、最も難しい人生の課題。

つい、口や手を出してくる母への反感といらだち。
でも、自分ひとりでは出来ないもどかしさ…。


飾り終えた雛人形を眺めながら色んなことを思い出し、
そしてこれからの事を思いあぐね、胸がいっぱいになってしまった。



おひな様へ…
娘が、穏やかで幸せな人生を歩んでいけますよう、これからもお見守りください。



コメント (6)
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