今日は今年初めての出勤日。
二週間以上もの休み明けで、ちゃんと復帰できるかが心配だった。
休み中は朝寝坊三昧だったから、朝5時にちゃんと起きれるかな…
オットに話すと「あんたは小学生か!」たしかに…(笑)
実際は不安や緊張感などを感じているヒマもなく、
バタバタバターっと、一日が終わってしまった。(笑)
小学校は今日から三学期がスタート。
始業式があって、学級会があって、振り返りのテストがあって…
そして恒例の「書初め」の授業があった。
私が支援担当したのは3年生の書初め。
みなさん、「友だち」という文字を自由にのびのびと書いていらした。
あたり一面、墨汁をまき散らしながらね…(笑)
書初めを始める前に、担当先生が子どもたちに面白い話をされた。
先生「皆さんは、書初めは何年前にできたか知ってますか?」
児童「1億年前!!」
児童「平成100年!」
児童「知らーん!」
先生「約1200年前から始まりました。
その頃は貴族という偉い人に仕えるお役人がいて、
そういう人たちしか文字を書けなかったのです。」
児童「貴族って、なに?」
児童「家族じゃね?」
先生「みんなは貴族を知らないでしょうけど、
きっと貴族の恰好は見た事ありますよ。
アニメの(おじゃる丸)って知ってますか?」
児童「あ~、知ってまーす。」

©NHK.おじゃる丸
先生「こういう格好をした人たちです(笑)
この貴族の字を書く仕事のお役人が、
年が明けて初めて仕事で字を書くことを書初めと言ったそうです。」
児童「へぇ~??」
と、何やら分かったのか分からなかったのか…(笑)
子どもたちは手や顔を墨だらけにし、
特に男の子たちは白いシャツにも墨をたっぷりと付け…
お母さまがた、ご苦労様です(笑)
私はここ何十年も、書道なんてまったく縁のない生活をしてきた。
筆ペンすら使っていない。
でも久しぶりに嗅いだ墨汁の匂いに、なんだか懐かしい想いがよみがえる。
文字を書くのは下手くそだし苦手だけど、書道はわりと好きだったかも…
たしか…娘の書道セットが残してあったはず…
また、私の好奇心に火が付いたかもよ…(笑)