朝方に2局とQSOした後にレストア作業開始です。
このキーの分解は裏面のゴム足を外すところから始まります。何とゴム足は釘打ちで付いていますので曲げないよう、ゴム足を砕かぬ様に慎重に外します。
バラバラにした後は各パート毎に区分けしてクエン酸+重曹溶液に暫く浸け置きして、汚れを浮き立たせます。後はもうシコシコとピーカール磨きで、仕上げは宝飾品用の艶出しクロスで丁寧に仕上げていきます。木製台は塗装の割れも無い状態でしたので、家具用のスプレー・ワックスを少量使用しました。
多分、40年モノだと思いますが、前オーナーの保管状況が良かったのか木製台の内部のスポンジも腐食なくキレイな状態でした。
真鍮キーの磨きについては好みがあり、「そのままが良いのだよ」という方も多いと思います。確かに歴史を感じながら使用するのも良いですが、オーナー・チェンジでまた1から積み上げて行きたいと思っています・・・でも、もう40年は使えないなぁ・・100歳オーバーになってしまうし(笑)
↓ ↓ 前の投稿記事写真がbeforeでこれがafterです