先日、アンテナ整理で代替として上げた730Vですが、ここ2日ほど不可解な現象に悩まされていました。
設置時にメインの7メガを中心周波数7015khzにして設置しました。その後のテストでもタワーの上げ下げやローテーターの回転でも異常も無く、工事は終了したのですが終了後、程なくして中心周波数が150khz上にズレました。希望周波数のSWRは3を超えています。14メガも同様です。
最初はコモンモード・フィルターや中継のケーブル不良かと思い直結でアナライザーを繋いでも同じでした・・この時点では自分の周波数指示ミスで、いよいよボケてきたかと真面目に思いましたが、数時間後再測定すると中心周波数が元に戻り、更に数時間後には上がってしまうという現象が繰り返されました。ケーブルの断線やコネクターの不良ではない様子なので翌朝早速、FTIさんに連絡です。幸いにもこちら方面の工事という事で翌日の午後には立ち寄っていただき、各部の点検と1段目のトラップ・コイル部を開封しコイルも点検してもらいました。
その時点で異常なく、中心周波数も戻っていましたので一旦様子見という事で決着しました。気を取り直してリグに接続・・「さあ7メガだ」という事で電鍵をキーダウンするとまたしても症状が再発します。「・・・・」絶句ですネ・・
仕方ないので改めてFTIさんにメールにて症状の説明とアナライザーの測定写真を送付しました。悶々とした翌日の昼に連絡があり「代替品を手配したので26日には交換可能」とのお返事を頂きました。可能性として残っているのはトラップ・コイルの2段目・・ここはビスでは無くリベットなので先日は開封していません・・そしてバランです。
FTIさんは茨城方面の工事の予定が終わり次第来られるとの事で、何回か測定しましたが時間ごとに変化する症状は同じでした。そしてトラップ・コイル部の全部とバランを交換して・・現在、症状は収束した模様です・・心配なのでチョコチョコ確認しています。
やはり原因は2段目トラップかバランという事になりそうですね・・家電品と異なり設置条件が様々で再現性も無いことから、メーカーの交換対応は期待薄ということでFTIさんの負担による交換でした。工事に不具合は勿論無く、何回も同じ現場に素早く来ていただいて感謝しかありません。ありがとうございました。
同社の730Vや各バンドの八木は以前より複数使用していますが、初めての症状です。タワーのメンテナンスと屋根上アンテナ撤去がメインの工事でしたが設置もFTIさんで本当に良かったと思っています。自分で通販で買って、苦労して設置 (このVDPの設置は一人ではホントに大変・・というか危険)して不具合で2度も上げ下ろしを行い、おまけに初期対応交換もダメだとすると完全に心が折れますよね・・
↓ ↓ 80%伸ばした全景です。 3エレはクリエイトの21メガで以前にヤフオクで20年前のモノを調達して自分で設置したものです。マストは以前50メガの8エレ・スタックを上げていた関係で、通常の2倍の6mあります。
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