8月4日 土曜日 旅に出て48日目
標津うみの公園の駐車場の朝は晴れ。
昨日の夜の外気温は15度と寒かったので寝袋で寝た。
今日は標津町の祭りがあるが、90km先の根室にのんびり移動する予定。
朝の片付けを終えたところで、すぐ近くの軽キャンに人が集まっている。
自作の軽キャンは興味があるので、見学させてもらった。
聞いた事を書くと、
① シェル部分の壁はタル木で骨組を組んで、両側に5mmのベニヤでサンドイッチしている。
② タル木の骨の間にはスタイロフォームを入れて断熱している。
③ 外板は0.5mmのアルミ板を使用。
軽トラックでキャンカーを作る場合は、積載重量が300kgしかないので、いかに重量を軽くするかが問題だろう。
入口は後方からで、高さがあるので踏み台を使用。
ドアの上には地デジやBSアンテナを取付けられるポールがある。
普通は軽のワンボックス型を改造するケースが多いが、室内空間を確保するためだろうか、あえてシェルを自作されている。
アルミ板の接合にアルミアングルやアルミ板が使われているが、シールしろが無いので雨漏りに苦労されているよう。
車検を受けるときは、シェルをジャッキで浮かせる。
後ろは荷台から出たところにジャッキを掛けて、前は下部に鉄棒を差し込んで浮かせるらしい。
内部の壁は、ベニヤ板の上にジョリパット仕上げのような感じ。
これで部屋らしくなるね。
軽キャンだが高さを確保出来ているので、室内を立体的に使う工夫がいい。
ベッドは吊り下げ式で、不要な時は片側を上げて空間を確保している。
下段は物入が椅子になっているので、ごろんと横にもなれる。
右側は流しがあって車内で調理も可能だ。
手前は氷を入れて使うクーラー、断熱してある。
棚は、不要なときにはたためる。
壁の両側にアルミサッシの窓が付いており、風も通りそう。
後ろに積んである箱は、HONDAの900Wの発電機が内臓されている。
コンパネの単板だが、防音処理がされているので意外に静かだ。
パンチングメタルとコンパネの間にフェルトを挟んで消音。
兵庫県から北海道に来て旅を続けている。
丁寧に説明していただき、ありがとうございました。
自作のキャンカーで旅をするのは楽しいだろうと思う。
いつか挑戦してみたいと思う・・・が、頑張れるかな?
朝、面白いものを見せてもらった後は、キャン友さんたちに挨拶して根室にむかう。
途中の野付半島を少しドライブ。
道路の両側が海
左の海越しに見えるは、北方領土の国後島。
海水で浸食され風化したミズナラなどの木々が立ち枯れたまま林をつくっているナラワラ。
鹿がゆうゆうと草を食べていて、近づいても逃げようとしない。
野付半島ネイチャーセンターよりも、さらに先にある灯台。
一般車は、その手前までしか行けない。
野付半島をドライブした後は、野付国道 244号線を南へ下る。
道の駅「おだいとう」で少し休憩。
さらにこんな道を先に進める。
田舎道をのんびり走ると地元の車が追い越していく。
道の駅「スワン44ねむろ」は風連湖のそばにあって、遠くに白鳥が見れる。
湖の畔で野鳥が多いが、虫も多いので車中泊すると虫に泣かされる。
根室の明治公園に行く前に、北海道のサンマ漁の基地である花咲港に寄った。
サンマ漁が解禁前なので、多くの漁船が港に停泊している。
花咲港から、キャンカーがよくP泊する根室総合運動公園に寄った。
ここでみどり工房で一緒だったキャン友さんと合流。
少し話をした後、みなと湯(温泉ではなく銭湯)で入浴を済ませて、マルシェで買い物を済ませた。
今日は、花咲ガニのむき身をゲット。
最初に根室を訪れたときは、花咲ガニを買ったが、食べるのに一苦労。
カニの甲羅にトゲがある。
それ以後はむき身を買うようにしている。
少し高いが、食べるのにはこちらの方がはるかに楽。
明日は日曜日。
一日中、明治公園でのんびりしてもいい。
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