新型コロナ 坂根医院関連で初の死者

いつかは・・・とは思っていました。

我が坂根医院が関係した新型コロナ関連患者さんで、初の死者が出てしまいました。

ご家族から連絡していただいたのですから、間違いないと思います。
でも、その方の死亡原因が新型コロナ関連ではないと、入院しておられた病院が主張されれば新型コロナ関連死ではなくなる可能性も「無くはない」とは思いますが・・・・今のところ、報告が遅れているだけで、新型コロナによる死亡になる可能性が高いと私は思っております。

詳細は申し上げられませんが80代後半の担癌患者さんで、6月6日に感染を確認した時点で、ご家族には「アブナイです。何が起こるか分かりません。」と、申し上げました。危険因子が一杯なので。

感染報告時の重症度は、中等症Ⅱでした。

それで、即日入院が必要と保健所に伝えて、数時間のうちに入院となりました。病状は改善されていたとの事です。

熱も下がって、酸素吸入も必要なくなって、前日には病院の支払いの心配などをされていたとの事ですが、昨日、6月14日に病態が急変し、亡くなってしまったとの事でした。

入院を促した時点で、私は、「退院できないかもしれませんよ」と、ご家族にはお伝えしておりました。危険因子は一杯お持ちでしたから。

不幸にも、その予言が当たる形になってしまいました。

不思議なのは、奈良県の新型コロナ死亡者、6月14日も、15日もゼロなのですよ！！そしてＨＥＲＳＹＳでも、未だ入院中となっています。

病院の担当者の対応が遅いと、こんなものなのでしょうね。
私は3時間以内には報告していますが・・・・
明日、奈良県の死者が増えるのか、遡って、14日の死者が増えるのか、注目したいと思っております。