キャンピングカー持っています。
40年以上前から欲しいなと思っていました。
当時はアメリカのトラックを改造したグループCというクラスのキャンパーに憧れていました。
それを日本向けにアレンジした、BCバーノンと言うカナダ製の素敵な車が1994年に発売されて、一時は予約の前金も入れて買う気満々だったのですが・・・家庭の事情が一変してしまって(色々ありました)予約取り消し、戸川さんに謝りの電話を入れた事、ありありと思い出します。
その後20年以上経って、生活環境も一変して現在のレガードネオプラス手に入れました。
購入前にキャンピングカーの事故、特に横転事故が多発していました。
そのほとんどが、レガードと同じくカムロードと言うベース車両に後部のキャンピング部分を載せたキャブコンと言われる車でした。
カムロードというベース車両ですが、簡単に言うと、トヨタのダイナという1トントラックの骨組み部分をキャンピングカーのベース車両用としたものです。
だから・・・・私が持っている様な「キャブコン」と言われる{キャンピングカーらしいキャンピングカー}は、トラックの骨組みの上に四畳半位の居住空間(キャンピング部)を載せている。そして、キャンピング部には生活に必要な水道設備、電気設備、ベッド、ソファー、テーブルなどを所狭しと詰め込んでいるので、重くて、重心も高く、ブレーキ、タイヤへの負担も大きくて、乗り物としては大変不安定なのです。
youtubeでは、此処に挙げたような横転事故を車中で録画した動画も出ています。
私は、横転事故の多い車を避け、出来るだけ横転しない車種を選びました。
それが、レガードでした。
※最大安定傾斜角度実測38° (計算値42° )
後輪は、ダブルタイヤを選びたかったのですが、購入時点では、ダブルタイヤを選ぶとトレッドが狭くなったり、4WDが選べなかったりしたので、泣く泣く後輪シングルタイヤのレガードを選びました。レガードは、キャブコンの中では重心が低く、横転しにくいのが売りです。
今ではレガードでも4WDで後輪ダブルも選択できるようです。でも、後輪ダブルタイヤも良い点ばかりでは無いようですが・・・・後輪パンクに対しての安心感は増すとは思います。
それでも、私は、暫くの間は、今のシングルタイヤで、出来るだけ車重を軽くして、タイヤ圧を管理して、タイヤを定期的に交換した上で、このまま今の車で行こうと思っています。
シングルタイヤにも良い所は沢山あって・・・きちんと管理すればシングルの方が良いのかもしれないと思っています。勿論、もっと大きな車になれば、ダブルの方が良いと思いますが・・・
私は、キャンピングカー事故の最大の原因は、キャンピングカーの特性を理解していないことだと思っています。キャンピングカーはキャブコンにせよバンコンにせよ、軽キャンパーにせよ、商用車ベースです。
商用車と乗用車は自転車とバイクくらい性能が違います。特に普段スポーツタイプの乗用車に乗っておられる方、トラックや商用バンは別次元の乗り物と考えて良いと思います。
私自身、普段、スポーツタイプのビッツGRスポーツGRに乗っております。乗り心地は悪いですが、安定感はなかなかのものです。相当荒っぽい運転をしても横転なんてしそうにありません。ですから、キャンピングカーのハンドルを握ると、あまりの安定性の悪さに愕然とします。
我がレガードネオプラス、同じような車種の中では相当に横転しにくく、安定性の高い車種なのだそうですが・・・・実際に運転していると、びっくりするほど不安定です。他のキャブコンは、これ以上に不安定な車だというのに、高速道路で追い越していくキャンピングカーが多いのには驚嘆するしかないです。
タイヤの空気圧管理をしっかりしたうえで、定期的なタイヤの交換を施行し、無理な運転をしない事。特に速度は抑えて運転する事。これしか無いと思います。キャンピングカーは、重くて、重心が高くて、基本性能が低い(加速が悪いし、ブレーキの効きも悪い)車両なのです。その点を十分に理解しましょう。
キャンピングカーで事故る動画を見るゆゆうた【2022/1/24】