前回、花粉症の治療の中のマイナーな減感作療法について説明および体験談を記させていただきました。
治療法の中のマイナーな減感作療法なんて話をする前に、花粉症全般に対するお話をすべきでした。頭の整理が出来てなくて申し訳ありません。
花粉症は、スギ、ヒノキ、ハンノキなどの樹木花粉、オオアワガエリ、セイタカワダチソウ、ブタクサ などの雑草花粉によるものがあり、それぞれ飛散するシーズンが大体決まっています。
春先は、スギ、ヒノキなどの樹木系の花粉が、その後カモガヤ、オオアワガエリなどのイネ科雑草、夏から秋にかけてブタクサ、ヨモギなどのキク科雑草花粉が主体となるようです。原因花粉がどれか知ることは、減感作療法には必要ですが、一般的に施行されている薬物療法においては、原因がスギであろうがブタクサであろうが治療薬や治療法に関係ありません。アレルギー検査、食物アレルギーに関しては役に立つことが多いですが、花粉症に関して、マイナーな減感作療法を受ける気が無ければ、殆ど役に立たないと私は考えています。
花粉症に対して自分でできるセルフケアとしては、外出時にマスク、保護めがねをかけて、原因の花粉を少しでも体の中に入れないようにする努力が必要です。新型コロナ予防と同じですね。花粉症用のマスクでは花粉が約1/6、花粉症用のめがねでは1/4程度に減少することが分かっているそうです。また花粉情報に注意し、花粉飛散が多いときには無駄な外出は避けるようにしてください。 新型コロナも、多発地帯への外出は可能な限り避けましょう。
新型コロナ予防と、花粉症予防で、唯一違うところは換気です。花粉の飛散が少ない時間帯を考慮して換気しましょう。花粉の飛散が多いのは、昼の12時前後、夕方の6時前後です。風の強い日は、風下の窓から換気してください。空気清浄機、加湿器は、花粉症、新型コロナのいずれに対しても効果があると考えます。
新型コロナウィルス感染症、皆さんの意識が向上したからでしょう。外出は増加傾向と言われているにもかかわらず、新規陽性患者数は、はっきり減少に転じていますし、重症患者数、死者数も減少してきている様です。
外出、人流?を減らす必要などありません。減らしたいのは新規陽性者、重症者、死者です。花粉症対策をしっかり行う事が新型コロナ予防にも繋がります。原因物質である花粉に暴露されない様、マスク、保護メガネを着用し、家に帰ったら、家に入る前に花粉を払って、帰宅後の手洗い、洗顔、しっかりしましょう!!
花粉症の薬物治療の話は・・・・次の機会にね!1
外出、人流?を減らす必要などありません。減らしたいのは新規陽性者、重症者、死者です。花粉症対策をしっかり行う事が新型コロナ予防にも繋がります。原因物質である花粉に暴露されない様、マスク、保護メガネを着用し、家に帰ったら、家に入る前に花粉を払って、帰宅後の手洗い、洗顔、しっかりしましょう!!
花粉症の薬物治療の話は・・・・次の機会にね!1
勉強になりました。