PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

賃貸派?購入派?

2012-08-27 18:39:50 | 日記
賃貸が良いのか?購入がよいのか?

 一度は皆さんこの事を考えられたと思います。住宅ローンを抱えて購入すべきか?

賃貸の場合老後はどうしようか?など色々と悩んでしまいますよね!そこで賃貸と購入

のメリット・デメリットを整理してみましょう。
 
賃貸の場合
   
   メリット: ・いつでも気軽に引越しが出来ること
         ・維持管理費については大家責任が大半になっている
         ・値下がりリスクが全くない

   デメリット:・自分の物ではないという意識
         ・支払う家賃はすべて大家さんのもの(資産性がない)
         ・将来(老後)の住居への不安
         ・間取り変更・改装ができない

住宅購入の場合

   メリット :・自分の家を所有する喜びが得られる
         ・自分の物なので改装などが自由にできる
         ・資産的な価値がある

   デメリット:・値下がりリスクがある
         ・住宅ローン返済への不安
         ・維持管理費は自己負担
         ・安易に引越しができない


このようなメリット・デメリットを踏まえて、自分はどちらがいいのかを考えてみましょう。

経済的にはどちらがお得か?
 
 この問題は、色々な雑誌やマニュアル本などでよく目にすると思いますが、結論を出すの

はなかなか難しいでしょう。少子化高齢化や今後の物価動向を踏まえて考えなければなりま

せん。もし不動産市場が安定的に推移すれば、優位性は賃貸でも購入でもさほど変わらない

と思います。
 
 では、どちらがお得か簡単に計算してみましょう。

●賃貸Aさんの場合(30歳)
     大阪市内で70㎡のマンションの35年後
     
     家賃:月10万円×12カ月×35年=4200万円

●住宅購入Bさん(30歳)
     大阪市内で70㎡のマンションの35年後

     購入金額:2,200万円 購入諸費用:160万円
     
     住宅ローン(35年返済)月63,000円×12×35年=2,646万円
     
     マンション管理費・修繕積立金:月1.5万円×12×35年=630万円
     
     固定資産税・都市計画税:月1万円×12×35年=420万円
                                     
                               総合計:3,696万円
                   かなり簡易ですが 
        
             賃貸Aさんの総合計支出額   :4200万円
             
             住宅購入Bさんの総合計支出額 :3696万円
                   
                                 となります。

 物価上昇や金利上昇を加味していませんが、不動産市場が一定なら購入の方が若干有利になります。

ただし、ここでの大きな違いは実は、Bさんは65歳時に住宅ローンを完済しているのでマンションと

いう資産が手元に残ります。
   
             しかし、Aさんには何もありません。

 不動産市場が今と同じなら多分このマンションは、700万円程度は資産価値があるでしょう。
(※しかし金利上昇や不動産市場の下落を考えると賃貸の方が優位になる場合もあります。)

 経済性の観点から見る場合には不動産市場・金利市場がどう推移していくが大きな鍵となります。 

不動産市場が一定・上昇・金利市場が一定と考えれば・・・・購入が有利

不動産市場が下落・金利上昇と考えれば・・・賃貸Aさんが有利
       
 皆さんはどう予想しますか?

心理的な観点についてはどうか?
 
 なかなか難しいのですが、住宅購入を考える上ではとても重要なことなのです。先ほどの経済的観点は、

数値で表せますがこの心理的な観点は心の中の豊かさを考えるものです。
 
 今後のライフスタイルを考え自分にはどれが適しているのか先程のメリット・デメリットを自分に照

らし合わせて考えてみましょう!

 賃貸か購入を迷った時は、自分自身の今後のライフスタイルのなかで幸せや喜びを購入できるかで判断

しましょう!「どちらが自分の幸せになれるか?」が重要です。今回のポイントは、「賃貸」か「購入」

かを考える時は、自分の今後のライフスタイルを考え、1番目に心理的な観点、2番目に経済的観点で

プラスマイナスして考えてみましょう!

 住宅購入を失敗しないために、よいアドバイスをくれる営業マンを見つけましょう!

 本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。