毎月 金融財政事情研究会さんから送られてくる本です。
この中に住宅ローン返済が困難になった時の対策が書いてありますので少し紹介します。
返済が困難になった時、対策として次のような方法があります。「一般社団法人移住・
住み替え支援機構(JTI)を通じた自宅貸出(再起支援借り上げ制度)「返済期限の延長申請」
「返済額の軽減申請」「個人再生手続」「任意売却」がありますが、先に挙げた方法ほど負担は
軽く、後になるほどマイホームを手放すリスクが高くなると言えます。
いずれの方法も金融機関には必ず相談する必要があり、その際には当然返済する意思があること
を金融機関側に伝え、対処後に約束した返済をきちんと行う旨の誠意を見せる必要があります。
このうちの JTI を紹介します。
購入した住宅が、仮に市場価値が高い住宅で条件のよい場所にあるならば賃貸に出すという
方法がある。通常の住宅ローンではローン物件を賃貸に出すことは出来ないが、JTIが提供する
「再生支援借り上げ制度」が利用できるケースがあります。「再起支援借上げ制度」とは、家を一時的に
賃貸して家賃収入をローン返済に充て、マイホームを守る制度です。
この場合は、両親の家んどに一時転居するなどして、マイホームを一時的にJTIに借り上げてもらい
賃料収入をローン返済に充てることができます。借り上げたマイホームは定期借家契約で3年間の転貸
となるため、その間に経済的状況が改善すれば、3年後にはマイホームに戻ることができる。
なお、この借上げにははかにも詳細な条件があり、条件が満たすかどうかは、個人別の事情もあるため
JTIのホームページ(http://www.jt-i.jp)等を参照するとともに直接問い合わせて確認して下さい。
本日は、ここまで 最後まで読んで頂きありがとうございます。