PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

マンションの内覧時のチェックポイントクロス貼り編

2012-03-31 19:25:38 | 日記
 壁のクロスは、住戸内のいたる所に張られています。もちろん水周りも

同様です。クロスは、特に出隅(出っ張っている部分の角)と入隅(引っ込んでいる

部分の角)にふくれがないかチェックして下さい。きちんと壁クロスが貼り付け

られていないと、指でさわったときにプクプクするのですぐに分かると思います。

 これを放っておくと、入隅ではクロスがヨレてきます。見た目の問題もありますが

ヨレが大きいと破れてきます。出隅は、膨れていると何かに引っ掛けると破れやすく

なってしまう事と、キズが付くだけではなく、破いてしまいますと自己責任になりますので

アフターサービスの対象にならない場合がありますので慎重に見て下さい。特に

収納部分に多いのですが、扉の枠を使用しないで、クロスを巻き込んで仕上げている

場合は、引っ掛けやすいので注意が必要です。

 破れたところを補修する場合、業者さんがよくしてしまうのが、パッチ貼りによる

補修です。パッチ貼りとは、パッチワークのパッチです。つまりつぎはぎによる補修

です。キズをつけた部分だけ四角く切り取りその部分だけ新しいクロスを貼り付ける

補修する方法です。これは、基本性能に問題はありませんが、経年すると確実に剥がれます。

洗面室などは、一年もしない内に剥がれてきますので、アフターサービス期間内なので

張替えてくれますが、アフターサービス期間(通常2年ですが、売主さんによって違います)

が過ぎると殆ど対応してくれませんので、業者さんへクロス補修は、パッチ貼りかどうか

確認して下さい。そして「パッチ貼りは、時間がたつと剥がれてしまうので、その補修は

しないで下さい」と要求してください。

では、本日はここまでとさせて頂きます。いつも読んで頂きありがとうございます。


追伸:パッチ貼りの見分け方は、照明をつけ明るくし、クロスをカッターで切って修正して

   いますので、壁をいろいろな角度で見てみると、光の当たり具合によって貼り合わせ

   ている部分に影ができるので簡単に見つかります。試してみてください!

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