PLUS C HOME 泣き笑い日誌 

注文住宅建築活動や私生活で色々学ばせて頂いたことを掲載させて頂きます。

「良い職人さん」と「そうでない職人さん」

2012-03-12 19:13:45 | 日記
 昨日の続きですが、「良い職人さん」と「そうでない職人さん」は明らかにいます。

腕の違いもあるのですが、それ以上に大切なことは、家創りに対する姿勢が大切になると

思っています。

 「良い職人さん」は仕事が丁寧なのはもちろんですが、作業中に何か不具合を発見したら

必ず現場監督に報告します。一方「そうでない職人」は、不具合を見つけでも見なかったことに

してしまいます。不具合によって、自分の仕事がストップしてしまうのが嫌なのです。なぜなら

職人さんは自給や月給で雇われているわけではありません。どれだけ段取りよく工事を進め一日でも

早く仕上げていかないと収入が減ってしまいます。「良い職人さん」は、自分の収入が減ること

よりも、いい家を作ろうとしてくれます。ですので、いい家を建てている工務店はその職人に信頼

を寄せ、次の仕事も依頼しようとします。

 あなたは、そんな「腕の良い職人」に家を依頼したいですよね!

 ただし、もし、あなたが大手ハウスメーカーに家を建ててもらうならば、「腕の良い職人」に

めぐり会う可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

 先日、説明したように、大手ハウスメーカーは経費のウエイトが大きくなってしまうので、

下請けの工務店に、びっくりするような安い価格で工事をさせているのです。ですから、下請け

の工務店はいい家作りよりも工事の効率を優先させます。「良い職人」の考え方とまったく違う

方向性となってしまいます。「良い職人さん」は自然といい家作りをしている工務店に集まって

いきます。そして、そんな工務店は「腕の良い職人」が他に行かないように手厚く待遇します。

 結局、大手ハウスメーカーの工事には「そうでない職人」しか集まってこない環境になって

しまっているようです。

 本日は、ここまでとさせて頂きます。いつも読んで頂きありがとうございます。

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