おはようございます。
「すいません、この辺りで自転車置ける場所ありませんか?」
金刀比羅宮参道の角にある店で尋ねてみると、
「店の横に置いといたらいい、よく自転車を止めさせてあげているから」
と言われたので、お言葉に甘えてその店の一角に相棒を置かせてもらうことにした。ここからは徒歩で金刀比羅宮の階段を上って行く。
最初は両脇に店が軒を連ねる階段、だんだん上に行くにつれて神社の敷地に入って行き上りも急に感じてくる。時間は午前9時を過ぎたところ、上から下りてくる人も結構見かける、随分早い時間から参拝に行っている人もいるんだな。自分(一人称)は上りの歩きはそれほど苦にはならないが、さすがに雨上がり後の蒸し暑さにはかなわない。そんなこんなで本宮にたどり着くがもう汗びっしょりだ。
特に参拝するわけでもなく、辺りを一回りだけして引き返すことにする。今度はさっき上って来た石段を下りて戻るわけだが、自転車と同じで下りはどうも苦手だ、上りでガクガクになった足で一歩ずつ石段の面を確かめるようにして下りて行く。そのまま真っ直ぐ参道へと戻ってきたが、結局上りよりも下りの方が時間がかかってしまった。
相棒を置かせてもらっている店に戻って、お礼に何か買っていくことにする、と言うか自転車を置かせてもらう時に「帰りに寄ってください」と言われていたので、ここは礼儀を重んじる自分(一人称)としてはこのまま去ることはできない。さて、何を買うかな・・・ややっ、香川なのに一六タルトがあるではないか、ちょっと荷物にはなるがこれにしよう。
さて、琴平を後に高松方面へと向かうことにしよう。参道から続く橋を渡りアーケード通り、JR土讃線の踏切を越えて旧街道の雰囲気を残す町並の中を走り抜けて行く。ほぼ琴電琴平線に沿うこの道は通称琴平街道、高松街道とも言う道、その後国道32号線に合流したり、その国道に沿うように細い道に入ったりしながら進んで行く。途中には讃岐富士を望む区間や古い町並や道標を見かけたりで、名の知れた町はないが風景に飽きることはない。
(琴平街道)
(琴電羽間駅付近)
(琴電滝宮駅)
(街道に立つ道標)
高松市内に入るとその風景も味気ないものに変わってくる。国道11号線の広い道に入り栗林公園の前を通り過ぎると高松の中心地はもうすぐ、しかしこの辺りででついに我慢していた曇空が泣き始めた。昨日も小豆島からフェリーで高松に渡る途中から雨が降り出し、高松に上陸してからは本降りに、宿泊先の坂出まで走るつもりだったが、結局途中の駅から輪行することになってしまった。2日連続で高松に入った途端に降られることになってしまい今日もやがて本降りに、しかも雷まで鳴りはじめてきた。昨日できなかった高松市内巡りは今回は諦めざるを得ない状況に、JR高松駅前で相棒をたたんで、少し早い時間になるが帰路につくことにした。
高松からは快速『マリンライナー』、瀬戸大橋を渡るのも久しぶりだ。それにしても腹が減ったなあ、売店で何も買わないで電車に飛び乗ったので、このまま岡山まで我慢するか・・・と鞄の中を見たらあるではないか、さっき琴平で買った一六タルトが。これで腹ごしらえはできた、さあ、久しぶりの瀬戸大橋、雨で景色は期待できないだろうけど気持ちは昂ぶってくる。今度は晴れの時に来ることを次回への宿題として、今回の旅のお話はここまでとしておきます。 まちみち
「すいません、この辺りで自転車置ける場所ありませんか?」
金刀比羅宮参道の角にある店で尋ねてみると、
「店の横に置いといたらいい、よく自転車を止めさせてあげているから」
と言われたので、お言葉に甘えてその店の一角に相棒を置かせてもらうことにした。ここからは徒歩で金刀比羅宮の階段を上って行く。
最初は両脇に店が軒を連ねる階段、だんだん上に行くにつれて神社の敷地に入って行き上りも急に感じてくる。時間は午前9時を過ぎたところ、上から下りてくる人も結構見かける、随分早い時間から参拝に行っている人もいるんだな。自分(一人称)は上りの歩きはそれほど苦にはならないが、さすがに雨上がり後の蒸し暑さにはかなわない。そんなこんなで本宮にたどり着くがもう汗びっしょりだ。
特に参拝するわけでもなく、辺りを一回りだけして引き返すことにする。今度はさっき上って来た石段を下りて戻るわけだが、自転車と同じで下りはどうも苦手だ、上りでガクガクになった足で一歩ずつ石段の面を確かめるようにして下りて行く。そのまま真っ直ぐ参道へと戻ってきたが、結局上りよりも下りの方が時間がかかってしまった。
相棒を置かせてもらっている店に戻って、お礼に何か買っていくことにする、と言うか自転車を置かせてもらう時に「帰りに寄ってください」と言われていたので、ここは礼儀を重んじる自分(一人称)としてはこのまま去ることはできない。さて、何を買うかな・・・ややっ、香川なのに一六タルトがあるではないか、ちょっと荷物にはなるがこれにしよう。
さて、琴平を後に高松方面へと向かうことにしよう。参道から続く橋を渡りアーケード通り、JR土讃線の踏切を越えて旧街道の雰囲気を残す町並の中を走り抜けて行く。ほぼ琴電琴平線に沿うこの道は通称琴平街道、高松街道とも言う道、その後国道32号線に合流したり、その国道に沿うように細い道に入ったりしながら進んで行く。途中には讃岐富士を望む区間や古い町並や道標を見かけたりで、名の知れた町はないが風景に飽きることはない。
(琴平街道)
(琴電羽間駅付近)
(琴電滝宮駅)
(街道に立つ道標)
高松市内に入るとその風景も味気ないものに変わってくる。国道11号線の広い道に入り栗林公園の前を通り過ぎると高松の中心地はもうすぐ、しかしこの辺りででついに我慢していた曇空が泣き始めた。昨日も小豆島からフェリーで高松に渡る途中から雨が降り出し、高松に上陸してからは本降りに、宿泊先の坂出まで走るつもりだったが、結局途中の駅から輪行することになってしまった。2日連続で高松に入った途端に降られることになってしまい今日もやがて本降りに、しかも雷まで鳴りはじめてきた。昨日できなかった高松市内巡りは今回は諦めざるを得ない状況に、JR高松駅前で相棒をたたんで、少し早い時間になるが帰路につくことにした。
高松からは快速『マリンライナー』、瀬戸大橋を渡るのも久しぶりだ。それにしても腹が減ったなあ、売店で何も買わないで電車に飛び乗ったので、このまま岡山まで我慢するか・・・と鞄の中を見たらあるではないか、さっき琴平で買った一六タルトが。これで腹ごしらえはできた、さあ、久しぶりの瀬戸大橋、雨で景色は期待できないだろうけど気持ちは昂ぶってくる。今度は晴れの時に来ることを次回への宿題として、今回の旅のお話はここまでとしておきます。 まちみち