まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.103 三木(前編)

2015-04-20 10:25:17 | まち
おはようございます。今回は三木市を走ってみようと思います。



三木は兵庫県の内陸部にある結構歴史的に名の知れた市ですが、奈良県人の自分(一人称)からしたら加西、小野、加東などと一緒くたになってどうも地味な存在と言う感じ。初めての来訪は子午線巡りで、その後も2度、計3度訪れていますが、来る度に好きになる町、今では地味な存在から一つ抜きん出た所となってます。いろいろと走ってみたいので前後編に分けてお送りしていきます。




新開地から神戸電鉄に乗車、この方面に行く時は大概使わさせてもらっている粟生線ですが、ずっと廃止問題がつきまとっているとのこと。自分(一人称)にとっては旅の大事な足なので、地元の方、頑張って乗って残してあげてください。写真は恵比須駅、三木の中心から少し外れた所にあるここから出発することにしよう。





駅を出てすぐのコンビニの前に立っている子午線通過表示の碑、その道路の向かい側には『子午線屋』と言う名の店もある。三木市は子午線が通る町、その表示はここの他にここから少し北に行った所(2枚目)、南は山を越えた県道の目立たない所(3枚目)に建っている。3枚目の所は今年神戸、明石から走って来た時に通っていてこのブログでも紹介しています。








県道の北を通る道が湯の山街道、石の道標が立つ所から狭い道に入り坂を下ると旧街道の雰囲気を残す町並へと入って行く。途中にある交差点は東条道との分岐点、右へ曲がると県道に合流して、先に紹介した子午線表示の碑の立つ場所に行くことができる。
街道の行き着いた所、県道の信号のない横断歩道を渡ると寂れた商店街の中を走る。左手側は三木城跡、階段で上って行くことができるが、自転車では少し迂回して坂道を上って行かなければならない。







2枚目、商店街を抜けて県道を渡った所に立つ石の道標、歴史を感じさせられる道標が歴史も何も感じさせられない建物の陰にひっそりと・・・その先へと伸びる道が通称『ひめじ道』、ここも古い町並が軒を連ねるなかなかいい雰囲気が漂う道であります。
その先で県道を右へと曲がり橋を渡ると間もなく神戸電鉄三木駅へとたどり着く。初めて三木に来た時に電車を下りて相棒を立ち上げたのがこの駅前だった。その時は子午線巡りが目的の旅だったが、ほとんど予備知識もなくやって来た町、まずどこを走ろうかと迷いながら走り始めて向かったのが廃線跡だった。次回はその辺りを含めて後編をお送りしていきたいと思います、今回はここまでです。     まちみち