おはようございます。南紀の旅、前回の続きです。
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JR紀勢本線の普通電車に乗車して串本へ向かうことに、思えばこの区間って明るい時間に乗ったことがなかった。今まで2度紀勢本線は乗り通しているが、この区間はその2度とも新大阪~新宮間の夜行列車、明るい時間は初めてなので車窓から見る景色が楽しみだ。
とか言っているうちから眠りに堕ちてしまう、車内の暖かさについうとうとzzz・・・。見老津駅辺りで目が覚めた、おおっ!何て絶景、ホームのすぐ向こうにはいつの間にか晴れ上がった空と太陽に照らされた、まさにまじりっけのない太平洋の風景が広がっている。この先の旅が楽しみな気分になってくる空模様だ。
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JR串本駅に到着、早速駅前で今日2度目の相棒を立ち上げる。串本駅はJR線では本州最南端にある駅、その一角にはそれを示す石碑、そして駅前広場には『トルコ友好の町』と書かれたゲートが立っている。日本、トルコ両国の一連の友好関係は自分(一人称)も薄々は知っていたが、それについては今年の暮れに上映される映画『海難1890』で描かれることになっている。
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さて、相棒を駆って行くことにしよう、まずは国道42号線を勝浦方面へ向けて走る。白浜ではどんよりとした曇り空だったが今は雲ひとつ見当たらない青い空が広がってくれている。やがて右手側に眩しい海が現れ、その先にはゴツゴツとした岩が並んで立っているのが見えてくる。
ここは橋杭岩、南紀を紹介する風景でよく出てくる所。その大概は海面ににょきっと立ついくつかの奇岩の姿だが、自分(一人称)が訪れた時は写真をご覧の通り、潮が引いて砂浜にゴロゴロと転がる岩の向こうに立つ奇岩の様子、期待した風景とは違ったがこれはこれでまた乙哉。
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再び串本の町中へと戻り潮岬に向かおうとするが、その前に少し寄り道して漁港へ寄って行くことにする。すっかり晴れ上がってくれたこともあって町の中心は明るい雰囲気が漂っている。太陽が高い位置で輝いていてそれほど寒くもなく、空の色や青い海を見ただけでは今が冬、しかも元日だとは思えないくらい。
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国道42号線を離れて南へ向かう道へと入る。町中の雰囲気は途絶え、写真1枚目の紀伊大島へ渡る橋が分岐する地点を過ぎると目の前にはまじりっけのない太平洋の風景が・・・と思いきや、大島の張り出した所が邪魔になってなかなか先を見渡せる風景とはならない。潮岬へ向かう道はこの先ゴツゴツした奇岩の海岸線や海の上に浮かぶ灯台を見ながら進んで行く。
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それにしても本当に冬の真っ只中とは思えないくらいの青い空、青い海、南紀はいつもそうなのだろうか。向かい風がきつくて少し寒さを感じるが、その風景がそんなことも忘れさせてくれる。やがて道は海を離れて山の中に入っての上り坂、そこを上りきるといよいよこの旅のハイライトとなる場所へとたどり着くが、申し訳ありません、今回はここまでとしておきます。 まちみち
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JR紀勢本線の普通電車に乗車して串本へ向かうことに、思えばこの区間って明るい時間に乗ったことがなかった。今まで2度紀勢本線は乗り通しているが、この区間はその2度とも新大阪~新宮間の夜行列車、明るい時間は初めてなので車窓から見る景色が楽しみだ。
とか言っているうちから眠りに堕ちてしまう、車内の暖かさについうとうとzzz・・・。見老津駅辺りで目が覚めた、おおっ!何て絶景、ホームのすぐ向こうにはいつの間にか晴れ上がった空と太陽に照らされた、まさにまじりっけのない太平洋の風景が広がっている。この先の旅が楽しみな気分になってくる空模様だ。
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JR串本駅に到着、早速駅前で今日2度目の相棒を立ち上げる。串本駅はJR線では本州最南端にある駅、その一角にはそれを示す石碑、そして駅前広場には『トルコ友好の町』と書かれたゲートが立っている。日本、トルコ両国の一連の友好関係は自分(一人称)も薄々は知っていたが、それについては今年の暮れに上映される映画『海難1890』で描かれることになっている。
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さて、相棒を駆って行くことにしよう、まずは国道42号線を勝浦方面へ向けて走る。白浜ではどんよりとした曇り空だったが今は雲ひとつ見当たらない青い空が広がってくれている。やがて右手側に眩しい海が現れ、その先にはゴツゴツとした岩が並んで立っているのが見えてくる。
ここは橋杭岩、南紀を紹介する風景でよく出てくる所。その大概は海面ににょきっと立ついくつかの奇岩の姿だが、自分(一人称)が訪れた時は写真をご覧の通り、潮が引いて砂浜にゴロゴロと転がる岩の向こうに立つ奇岩の様子、期待した風景とは違ったがこれはこれでまた乙哉。
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再び串本の町中へと戻り潮岬に向かおうとするが、その前に少し寄り道して漁港へ寄って行くことにする。すっかり晴れ上がってくれたこともあって町の中心は明るい雰囲気が漂っている。太陽が高い位置で輝いていてそれほど寒くもなく、空の色や青い海を見ただけでは今が冬、しかも元日だとは思えないくらい。
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国道42号線を離れて南へ向かう道へと入る。町中の雰囲気は途絶え、写真1枚目の紀伊大島へ渡る橋が分岐する地点を過ぎると目の前にはまじりっけのない太平洋の風景が・・・と思いきや、大島の張り出した所が邪魔になってなかなか先を見渡せる風景とはならない。潮岬へ向かう道はこの先ゴツゴツした奇岩の海岸線や海の上に浮かぶ灯台を見ながら進んで行く。
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それにしても本当に冬の真っ只中とは思えないくらいの青い空、青い海、南紀はいつもそうなのだろうか。向かい風がきつくて少し寒さを感じるが、その風景がそんなことも忘れさせてくれる。やがて道は海を離れて山の中に入っての上り坂、そこを上りきるといよいよこの旅のハイライトとなる場所へとたどり着くが、申し訳ありません、今回はここまでとしておきます。 まちみち