まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.137 一条通の妖怪たち

2015-05-25 09:24:21 | ふうけい
おはようございます。



先日京都を走ってきました。この走りは一昨日にここでも書いた通りトラブルで滋賀を走れなかった代償みたいなものですが、せっかく行くからには形だけは作っておきたいと思い、嵐電巡りをテーマとして走りました。
沿線を一通り回って最後の駅、北野白梅町駅に到着、ここから素直にJR京都駅まで戻るのも味気ないので、ちょっと寄り道と言うことで一条通を走ってみることにしました。

特に予備知識もないままに一条通りへと入って行く。『一条』とはあるがその南を通る四条、五条、七条通りなどとは比べ物にならないほどの狭い通り、少し行った所で小さな石橋を渡るとそこからは商店街の中を通る道となる。





橋を渡ってすぐの所で写真1枚目の看板に出会う、こいつどこかで見たこと・・・更に進むと小さな交差点があるが、その一角に建つ建物、看板も一種異様な、どことなく異空間に放り込まれたような雰囲気が漂ってくる。






そこから先の商店街、店の前には何やら異様な看板やモニュメント?が立っている。傘立てには傘の妖怪の絵、魚屋の前には、なんじゃこりゃ?青い看板はまたどこかで見たような・・・そんな何となく不気味かつコミカルな妖怪たちが店先の店番よろしくな感じでお客さんを楽しませてくれている。





写真1枚目、何かシュールで不気味ですねえ~。3枚目、自分的にはこれが一番怖かった。どことなく憂いを含んだ目つきと唇、その表情がまたシュールと言うか、暗い所では出会いたくない奴です。そして2枚目、また見たことある顔の看板、もうお分かりでしょう、あの滋賀でよく見かける



そうそう、こいつですわ。京都ではこんな顔、姿にされて活躍の場を与えてもらっているのでしょうか。
妖怪のお出迎えはまだまだ続く。






もうここまで来ると完全にウケ狙いって感じばかり、怖がらせるよりも笑わせてくれるものばかりです。やがてこの異空間の商店街も終わり、一条通は途中少し折れてから千本通を交差して、古い町並を通り過ぎてやがて堀川通にある一条戻橋へとたどり着く。



この橋も妖怪に関する伝説がある所だが、それについては『一条戻橋伝説』にて。『陰陽師』でも有名になった所なのでお存知の方も多いと思います。今回はここまでとしておきます。     まちみち