おはようございます。東海道遠州路の旅、昨日の続きと行きますか。
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袋井市に入りまず目についたのが写真1枚目にある看板、そこに書いてある『どまん中』の文字がこの先の宿場町のキーワード。旧東海道は県道から分かれて袋井宿の中心地へと差し掛かって行くが、その辺りから至る所で『どまん中』という文字を見かけるようになっていく。
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まず最初に通り過ぎた小学校、正門には正式な校名と対になるように袋井の部分が『東海道どまん中』と書かれた看板、同じような形はこの先でもう一度見かけることになる。酒店やその他の店にも『どまん中』の文字、ここ袋井宿は東から数えても西から数えても27番目だから、それを大々的にアピールしているのだろう。確かに隣り合う磐田や掛川と比べると地味な感じは否めませんし・・・
宿場町自体が市の中心地から離れていることもあってか、街道筋は静かで車がたまに通り過ぎるくらい。でもこういった騒がし過ぎず淡々とした雰囲気は自分(一人称)は好きです、むやみに観光に走ってないところは好印象を与えてくれます。
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宿場町の外れの辺り、橋の袂にその名も『どまん中茶屋』というのがあったので写真撮影していると
「ちょっと寄っていかれませんか」
と店の方から声をかけられた。時間が惜しい気もしたが断るのも悪いと思って寄らせてもらうことにした。中に入るとレトロな雰囲気の屋内には小物の販売に宿場町のパンフレット、壁にはサイン色紙が飾られている。人の良さそうなおばちゃんが「どうぞ」と言いながらお茶を淹れてくれた、熱くも温くもなくちょうどいい塩梅だ。
どうやら自分(一人称)が今日初めての客らしい。
「昨日も多くの人が来てくれたんですよ」
と言って、帳面と筆ペンを渡されたので自分(一人称)も記帳することに、ただ筆ペンは書き慣れてないので下手っぴな字になってしまった。おばちゃんはその後もいろいろと話しかけてきてくれた、あまり人と接するのが得意でない自分(一人称)もその雰囲気につられて話し始める、まるでおばちゃんの人の好さに取り込まれるような感じで、たまにはこういうのもいいか・・・そのうち近所の人がやってきて外のベンチに座っておばちゃんと気さくに話し始める。
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別の観光客もその雰囲気に吸い込まれるようにして入って来たのを機にそろそろ自分(一人称)は行かせてもらうことにした。お茶の御礼と言うわけではないが、袋井宿来訪記念ということもあってタオルをひとつ購入する、おばちゃんはありがたそうにその売上げを帳面に記録していたが、それを見てなぜか泣きそうになってしまった、やばいやばい、と言うことでわずか10分足らずだったが心が熱くなる思い出を残してくれた『どまん中茶屋』を後にする。
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写真にあるように松並木の道が旧東海道らしい風景ですねえ。その途中には一里塚、昔の旅人が休憩したと言われる場所も今は跡形はなく名前を残すだけ、まあそれは仕方ないことか。今回お送りした袋井宿、地味な宿場町のイメージがあったが『どまん中茶屋』のおかげで好感度アップ、またここに来ることを次回への宿題として、次の宿場町掛川へと向かうことにしよう、今回はここまでとしておきます。 まちみち
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袋井市に入りまず目についたのが写真1枚目にある看板、そこに書いてある『どまん中』の文字がこの先の宿場町のキーワード。旧東海道は県道から分かれて袋井宿の中心地へと差し掛かって行くが、その辺りから至る所で『どまん中』という文字を見かけるようになっていく。
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まず最初に通り過ぎた小学校、正門には正式な校名と対になるように袋井の部分が『東海道どまん中』と書かれた看板、同じような形はこの先でもう一度見かけることになる。酒店やその他の店にも『どまん中』の文字、ここ袋井宿は東から数えても西から数えても27番目だから、それを大々的にアピールしているのだろう。確かに隣り合う磐田や掛川と比べると地味な感じは否めませんし・・・
宿場町自体が市の中心地から離れていることもあってか、街道筋は静かで車がたまに通り過ぎるくらい。でもこういった騒がし過ぎず淡々とした雰囲気は自分(一人称)は好きです、むやみに観光に走ってないところは好印象を与えてくれます。
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宿場町の外れの辺り、橋の袂にその名も『どまん中茶屋』というのがあったので写真撮影していると
「ちょっと寄っていかれませんか」
と店の方から声をかけられた。時間が惜しい気もしたが断るのも悪いと思って寄らせてもらうことにした。中に入るとレトロな雰囲気の屋内には小物の販売に宿場町のパンフレット、壁にはサイン色紙が飾られている。人の良さそうなおばちゃんが「どうぞ」と言いながらお茶を淹れてくれた、熱くも温くもなくちょうどいい塩梅だ。
どうやら自分(一人称)が今日初めての客らしい。
「昨日も多くの人が来てくれたんですよ」
と言って、帳面と筆ペンを渡されたので自分(一人称)も記帳することに、ただ筆ペンは書き慣れてないので下手っぴな字になってしまった。おばちゃんはその後もいろいろと話しかけてきてくれた、あまり人と接するのが得意でない自分(一人称)もその雰囲気につられて話し始める、まるでおばちゃんの人の好さに取り込まれるような感じで、たまにはこういうのもいいか・・・そのうち近所の人がやってきて外のベンチに座っておばちゃんと気さくに話し始める。
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