前回の続き、早速の更新とさせていただきました。
まずは反省から・・・
自分(一人称)は常々、下り坂は怖いから慎重に行かなければならないと書いてます。上りは自分の力だけで行くのですが、下りの場合はそうは行かない、自分の力の他にも力が働き、それがたまには自分の力よりも大きくなって制御できなくなる。今回の事故はまさにそういった感じで起こりました。
自転車の整備不良にも原因はあります。以前坂道で思い切ってブレーキを握りしめてワイヤーを切ってしまったことがあったので、それ以来ブレーキは多少甘めに設定している。それが直接の原因になったとは思いたくはないがやっぱり要因にひとつにはなってしまったと思います。
しかも前が見えなくなる所があるほどの急な上り坂、前ブレーキをかけるとつんのめって転倒ということもあり得るので、あまり強くかけないのも原因のひとつだと思います。油断はしていないと言っても起こってしまったものは起こってしまったもの、この現実は反省に値する今回の出来事でした。
止まった所は坂の途中、カーブの手前の盛土が壁になったカーブミラーが立つ所、相棒はチェーンが外れたのとハンドルが曲がった他には異常は見られない。とりあえず押し歩きで坂を下りて、市道が合流する地点で再度チェックしてみる。
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(小夜の中山の日本橋側からの入口)
チェーンをはめ直し変段を確認、特に異常はない。前タイヤを両足で挟んでハンドルを調整しなおす。その足が震えている、自分的には無謀ながらも最後の手段として、何某かの確信さえもっての行為だったと思っていたが、やはり今となっては恐怖心が甦ってきたのだろうか。その時に気づいたのだが右腕にいくつか掠り傷を負っていた、こんなん唾をつけといたら治ってしまう。
それにしてもあんな激突にも関わらずほとんど無傷の相棒には本当に頭が下がる、まさに無事是名馬、いつも自分(一人称)の我儘に付き合ってくれているだけに、今回は本当に申し訳ないことをしてしまった。
「この手ぇ、離すなよ」
と、相棒がマッサンみたいなことを言ってくれているようだ。誰が離すもんか、さあ、気を取り直して旅を続けよう。さて、ここは何処だ~?
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そこは間の宿菊川、菊川と言うと甲子園で優勝した学校がある地名を思い出すが、その菊川市の中心地とはここはすごく離れている。そう言えばさっきの下り坂でみた看板ではここは島田市とあったから、菊川市とは別物なのか?ここは短い区間だが旧街道の雰囲気を残す町並が残っている所、その宿場町の外れた所には菊川の辻と言う小さな交差点があって、その一角には石の道標が立っている。
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旧東海道はここを真っ直ぐの上り坂、その坂は途中からカーブしているが、真っ直ぐの方向には石畳の坂道、それが旧東海道に当たる道でこの先上の方まで続いているようだ。ゴツゴツとした石が敷き並ぶ上り坂、さすがにさっき痛い目に合わせている相棒にここを行かせるわけにはいかない。ここまでほぼ忠実に東海道を走って来たが、ここはその行く道を外れて市道の坂道を上って行くことにしよう。
そう言えば日坂宿を後にしてからいろいろなことがあったが、まだ次の金谷宿には着いていないんだな、この区間は前調べの時点でも難関だと承知していた所、目指すべき金谷宿はまだ少し先、今は無理せず目の前の坂を上って行く。今回はここまでとしておきます。 まちみち
まずは反省から・・・
自分(一人称)は常々、下り坂は怖いから慎重に行かなければならないと書いてます。上りは自分の力だけで行くのですが、下りの場合はそうは行かない、自分の力の他にも力が働き、それがたまには自分の力よりも大きくなって制御できなくなる。今回の事故はまさにそういった感じで起こりました。
自転車の整備不良にも原因はあります。以前坂道で思い切ってブレーキを握りしめてワイヤーを切ってしまったことがあったので、それ以来ブレーキは多少甘めに設定している。それが直接の原因になったとは思いたくはないがやっぱり要因にひとつにはなってしまったと思います。
しかも前が見えなくなる所があるほどの急な上り坂、前ブレーキをかけるとつんのめって転倒ということもあり得るので、あまり強くかけないのも原因のひとつだと思います。油断はしていないと言っても起こってしまったものは起こってしまったもの、この現実は反省に値する今回の出来事でした。
止まった所は坂の途中、カーブの手前の盛土が壁になったカーブミラーが立つ所、相棒はチェーンが外れたのとハンドルが曲がった他には異常は見られない。とりあえず押し歩きで坂を下りて、市道が合流する地点で再度チェックしてみる。
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(小夜の中山の日本橋側からの入口)
チェーンをはめ直し変段を確認、特に異常はない。前タイヤを両足で挟んでハンドルを調整しなおす。その足が震えている、自分的には無謀ながらも最後の手段として、何某かの確信さえもっての行為だったと思っていたが、やはり今となっては恐怖心が甦ってきたのだろうか。その時に気づいたのだが右腕にいくつか掠り傷を負っていた、こんなん唾をつけといたら治ってしまう。
それにしてもあんな激突にも関わらずほとんど無傷の相棒には本当に頭が下がる、まさに無事是名馬、いつも自分(一人称)の我儘に付き合ってくれているだけに、今回は本当に申し訳ないことをしてしまった。
「この手ぇ、離すなよ」
と、相棒がマッサンみたいなことを言ってくれているようだ。誰が離すもんか、さあ、気を取り直して旅を続けよう。さて、ここは何処だ~?
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そこは間の宿菊川、菊川と言うと甲子園で優勝した学校がある地名を思い出すが、その菊川市の中心地とはここはすごく離れている。そう言えばさっきの下り坂でみた看板ではここは島田市とあったから、菊川市とは別物なのか?ここは短い区間だが旧街道の雰囲気を残す町並が残っている所、その宿場町の外れた所には菊川の辻と言う小さな交差点があって、その一角には石の道標が立っている。
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旧東海道はここを真っ直ぐの上り坂、その坂は途中からカーブしているが、真っ直ぐの方向には石畳の坂道、それが旧東海道に当たる道でこの先上の方まで続いているようだ。ゴツゴツとした石が敷き並ぶ上り坂、さすがにさっき痛い目に合わせている相棒にここを行かせるわけにはいかない。ここまでほぼ忠実に東海道を走って来たが、ここはその行く道を外れて市道の坂道を上って行くことにしよう。
そう言えば日坂宿を後にしてからいろいろなことがあったが、まだ次の金谷宿には着いていないんだな、この区間は前調べの時点でも難関だと承知していた所、目指すべき金谷宿はまだ少し先、今は無理せず目の前の坂を上って行く。今回はここまでとしておきます。 まちみち