まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.142 本州最南端へ(3)・本州最南端

2015-05-30 22:39:36 | ふうけい
おはようございます。これも久しぶりとなります、本州最南端へ向かう旅、今回はいよいよそのハイライトとなる場所へと到着します。








県道14号線は所々海が見える所はあるものの山の中をくねくねと行く上り坂、やがてその上り坂が終わる所で前方に展望が広がってくる。写真1枚目は前回の最後にも貼ったものですが、その上り坂の行き着いた所、写真の右端にチラリと見える建物が写真2枚目にある潮岬観光タワー、でも自分(一人称)はあまりこういう施設には興味はないので素通りです。県道を挟んだタワーの反対側には望楼の芝生と言う名の広場、その向こう側には太平洋が見えている。







『本州最南端』モニュメント3連発です。地点としての最南端は結局何処やねん?と野暮な事を言うのはやめときましょう、自分的にはここに来れただけで大満足なので。





またこのフレーズを使ってしまいますが、ここから見る海はまさにまじりっけのない太平洋、青い海に青い空、1月とは思えないほどの暖かさだが、太陽の高さはやっぱり冬のものだろう、夏だったらもっと高く頭上に輝いているはず、でもこの高さだからこそ陽光が海面に溶け込んでまた絶景ぶりを演出してくれている。
この近くにあるバス停が『黒潮前』、なかなかいいネーミングじゃないですか。『くろしお』と言うと紀勢本線を走っている特急の愛称だが、ここから見る海こそがまさに『くろしお』なのでしょう、南紀の代名詞と言った感じがします。そう言えば最強ダート馬クロフネをクロシオと言った解説者がいましたな、後で宮川一郎太に突っ込まれていたが、大坪さん・・・






ここ本州最南端から先に見えるのが潮岬灯台、台風情報ではお馴染みな場所ですが、波が打ち寄せる崖の上に静かにたたずむように建っています。せっかくですから近くに行って見てみることにしよう、と思ったが、いざ行ってみると門は閉められていて中に入ることはできず。灯台を間近で撮影しようと思ったのですが、写真2枚目のように柵に邪魔されて少し残念な写りとなってしまった。まあいい、灯台は遠くからその姿を臨むことこそが乙哉、周辺の風景に溶け込んでいる姿こそが絵になるのです。
さあ、そろそろ日も西に傾き始めてきた頃、冬の日暮れは早いのでそれまでに串本の町に戻ることにしよう。この天気なのでいい夕日が見れるかも知れない、その顛末についてはまた次回にお送りすることとして、今回はここまでとしておきます。     まちみち