おはようございます。
朝4時半のJR奈良駅、写真1枚目にある通りまだシャッターが閉まっています。近くにJRの寮があって、朝一番勤務の駅員さんや乗務員さんがここまで歩いて来るのですが、その人たちもシャッターが開くまでは待たされています。朝一番の京都行に乗車、ここではもうずっと居眠りを決め込む、目が覚めるともう京都が近い所、車内も満員とはいかないが立ってるお客さんも多い。京都駅に到着して扉が開くと一目散に地下通路の階段へ、相棒を抱えての2分の乗換えは辛かったが何とか米原行に乗車、補助席だったが座ることもできた。
米原駅での乗換えもまた一苦労、狭い階段、通路に人があふれ前に進むことができない、次に乗る電車のホームに下りると長蛇の列ができていてこれは座れないかなと思ったが、電車は8両編成だったので後ろの方は空いていて難なく座ることができた。それにしてもこの乗換えだけは考え直してほしいところだ、確か前は反対側ホームですぐに乗換えできたはずなのに、あんなに狭い人ごみの中の通路を歩かされるのはちょっとかなわないなあ・・・。
電車を大垣駅で下車、この駅で下りるのは何年ぶりだろうか、でもゆっくりしているわけにはいかない、今日はいろいろと予定を詰め込んでいる旅なのでいくらでも時間の貯金が欲しいところ。駅前で相棒を立ち上げて早速スタートと行きましょう。まずは養老鉄道各駅巡り、と言っても今回は大垣~揖斐間のみ、ここは途中駅なので桑名~大垣間はまた日を改めてと言うことで、さあ、スタートと行きましょう。
まずは西へと進んで行ってムロ駅、カタカナで書くと『LIFE』に出ている俳優さんを思い出すので室駅。市の中心地から少し外れた所にある駅は小さな待合室に1本だけのホーム、その駅の手前にはもう1本線路と踏切があってそちらは桑名方面へと向かう線、この駅の手前で線路は分岐していてそちら側には駅はない。大垣駅からたった一駅だけなのにいきなりローカル線の雰囲気が漂う駅となったが、付近は住宅が密集していて車の行き来も多い。その中を進んで行ってJR東海道本線の北側へと渡るが大きな工場が前を立ちはだかっているので、次の駅にはそこを回り込んで行かなければならない。
次の北大垣駅もホーム1本だけの駅、大垣行の電車がすぐに来るらしくホームでは電車を待っている人の姿もちらほらと見られるがその中に自転車を持ち込んでいる人もいる。そうか、この路線はサイクルトレインを実施しているんだった、と言うことはこのまま電車に相棒を持ち込んで一気に揖斐まで行くか・・・と脳内で悪魔が囁いたが、各駅巡りが目的の旅だ、もちろんそんな邪念は0.5秒で吹き払ってやった。すぐそばの踏切が鳴って大垣行の電車がやって来た、3両編成の赤い電車は昔の近鉄電車を思わせる感じでどこか懐かしい気分になる。この赤色一色ってのがいいんだよなあ、朝日に映える車体は眩しく輝いていてとてもきれいだ、奈良や大阪で主に走っている近鉄電車はケバくなってしまってもうどこの車両か分からなくなってしまうほど、未だにこの色の車体を残してくれている養老鉄道、なんかいいわ・・・。
次の駅は東赤坂駅、北大垣~東赤坂間は距離が長く途中には横断できない国道があって、この区間は結構苦労してやっとたどり着いたと言う感じ。駅前を通っている道は旧中山道だったか、前に何度か走った記憶がある所だ。この駅は行き違い可能な対面式ホーム、ちょうどタイミングを見計らったように両方向から電車がやって来て、両方の線が電車で埋まった。特に何気ない光景だが、やっぱりこの単色の車両が並ぶとまた懐かしい気分が甦ってくる、実質岐阜県から近鉄はなくなってしまったが、近鉄の精神を受け継いでくれている感じがして、やっぱりいいわ・・・。
ここまでお送りしてきた写真は全部鉄分を含んだものばかり、確かにこの辺りは大垣市の端っこに当たる部分で特に見所もない所、しかも後々のタイトなスケジュールのことを考えてしまってここまで急ぎ足でやって来た。少し気分も落ち着いたし景色も開けてきたので、ここでは風景の写真をいくつか貼り付けておきました、と言ってもいつもと同じで特にこれと言った意味のないものばかりですが。花は咲く時期を今か今かと待っているよう、水面に浮かぶ鴨も暖かさに気をよくしてか気持ち良さそう、向こうに見えるのは伊吹山かな、当たり前だが米原方面からの見慣れた山とは姿が違って見える。岐阜の旅はまだ始まったばかり、養老鉄道各駅巡りも走り始めてまだ1時間も経っていない。あ、そろそろ午前9時、センバツの開会式が始まる時間だ、ここはラジオのイヤホンを耳にしながらこの先の走りへと、その模様はまた次回にお送りして行くこととしておきます。今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。 まちみち
朝4時半のJR奈良駅、写真1枚目にある通りまだシャッターが閉まっています。近くにJRの寮があって、朝一番勤務の駅員さんや乗務員さんがここまで歩いて来るのですが、その人たちもシャッターが開くまでは待たされています。朝一番の京都行に乗車、ここではもうずっと居眠りを決め込む、目が覚めるともう京都が近い所、車内も満員とはいかないが立ってるお客さんも多い。京都駅に到着して扉が開くと一目散に地下通路の階段へ、相棒を抱えての2分の乗換えは辛かったが何とか米原行に乗車、補助席だったが座ることもできた。
米原駅での乗換えもまた一苦労、狭い階段、通路に人があふれ前に進むことができない、次に乗る電車のホームに下りると長蛇の列ができていてこれは座れないかなと思ったが、電車は8両編成だったので後ろの方は空いていて難なく座ることができた。それにしてもこの乗換えだけは考え直してほしいところだ、確か前は反対側ホームですぐに乗換えできたはずなのに、あんなに狭い人ごみの中の通路を歩かされるのはちょっとかなわないなあ・・・。
電車を大垣駅で下車、この駅で下りるのは何年ぶりだろうか、でもゆっくりしているわけにはいかない、今日はいろいろと予定を詰め込んでいる旅なのでいくらでも時間の貯金が欲しいところ。駅前で相棒を立ち上げて早速スタートと行きましょう。まずは養老鉄道各駅巡り、と言っても今回は大垣~揖斐間のみ、ここは途中駅なので桑名~大垣間はまた日を改めてと言うことで、さあ、スタートと行きましょう。
まずは西へと進んで行ってムロ駅、カタカナで書くと『LIFE』に出ている俳優さんを思い出すので室駅。市の中心地から少し外れた所にある駅は小さな待合室に1本だけのホーム、その駅の手前にはもう1本線路と踏切があってそちらは桑名方面へと向かう線、この駅の手前で線路は分岐していてそちら側には駅はない。大垣駅からたった一駅だけなのにいきなりローカル線の雰囲気が漂う駅となったが、付近は住宅が密集していて車の行き来も多い。その中を進んで行ってJR東海道本線の北側へと渡るが大きな工場が前を立ちはだかっているので、次の駅にはそこを回り込んで行かなければならない。
次の北大垣駅もホーム1本だけの駅、大垣行の電車がすぐに来るらしくホームでは電車を待っている人の姿もちらほらと見られるがその中に自転車を持ち込んでいる人もいる。そうか、この路線はサイクルトレインを実施しているんだった、と言うことはこのまま電車に相棒を持ち込んで一気に揖斐まで行くか・・・と脳内で悪魔が囁いたが、各駅巡りが目的の旅だ、もちろんそんな邪念は0.5秒で吹き払ってやった。すぐそばの踏切が鳴って大垣行の電車がやって来た、3両編成の赤い電車は昔の近鉄電車を思わせる感じでどこか懐かしい気分になる。この赤色一色ってのがいいんだよなあ、朝日に映える車体は眩しく輝いていてとてもきれいだ、奈良や大阪で主に走っている近鉄電車はケバくなってしまってもうどこの車両か分からなくなってしまうほど、未だにこの色の車体を残してくれている養老鉄道、なんかいいわ・・・。
次の駅は東赤坂駅、北大垣~東赤坂間は距離が長く途中には横断できない国道があって、この区間は結構苦労してやっとたどり着いたと言う感じ。駅前を通っている道は旧中山道だったか、前に何度か走った記憶がある所だ。この駅は行き違い可能な対面式ホーム、ちょうどタイミングを見計らったように両方向から電車がやって来て、両方の線が電車で埋まった。特に何気ない光景だが、やっぱりこの単色の車両が並ぶとまた懐かしい気分が甦ってくる、実質岐阜県から近鉄はなくなってしまったが、近鉄の精神を受け継いでくれている感じがして、やっぱりいいわ・・・。
ここまでお送りしてきた写真は全部鉄分を含んだものばかり、確かにこの辺りは大垣市の端っこに当たる部分で特に見所もない所、しかも後々のタイトなスケジュールのことを考えてしまってここまで急ぎ足でやって来た。少し気分も落ち着いたし景色も開けてきたので、ここでは風景の写真をいくつか貼り付けておきました、と言ってもいつもと同じで特にこれと言った意味のないものばかりですが。花は咲く時期を今か今かと待っているよう、水面に浮かぶ鴨も暖かさに気をよくしてか気持ち良さそう、向こうに見えるのは伊吹山かな、当たり前だが米原方面からの見慣れた山とは姿が違って見える。岐阜の旅はまだ始まったばかり、養老鉄道各駅巡りも走り始めてまだ1時間も経っていない。あ、そろそろ午前9時、センバツの開会式が始まる時間だ、ここはラジオのイヤホンを耳にしながらこの先の走りへと、その模様はまた次回にお送りして行くこととしておきます。今回もお付き合いのほど、どうもありがとうございました。 まちみち