まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1290 無題

2020-03-13 08:35:07 | 日記
今日は3月13日、2日前にはセンバツの中止が決まりました。今回はそのことについて書いたのですが、全部書き通してかなり自分本位な考えと言葉を述べてしまった文章となりました、しかも長くてくどい・・・。それでも正直に思っていることを書きました、読んで辟易されるし反感を買われる部分もあると思いますが、付き合ってもらえればありがたいことだし、長い文章なんか見とうないわ、と言う人はここで終わってもらってもいいです。では、本文、行かせていただきます↓↓↓↓↓↓


よろしくお願いします。


センバツの中止が決まりました、4日には無観客開催を前提と言うことで検討する、結論は11日に出るとのことでしたが、その結論が「まさか!」でした。中止・・・これはもう歴史の汚点だよ、あってはならないこと、と言っても決まってしまったものは仕方ない、と言うかお偉いさんが決めてしまったことだ、高校野球大好き一般人がここで叫んでも結論は変わらない。それでも残念、無念、悲しい、寂しい、これが現実・・・いろいろな思いは錯綜している、野球を見てなんだかんだあーだと言うだけの人間がそうなのだから、当事者の選手、監督、関係者はもっと様々な思いを抱いているだろう。



「高校野球は学校教育の一環である。選手の健全な発達に重大な不安が生じている。教育関係者として、選手の健康を第一に考える。それが原点だと考え、苦渋の決断をさせていただいた」

「重大な不安」って何?で言わせてもらえれば、現在様々なイベントが自粛、中止、学校は休校と言う状況の中で、甲子園を開催することに各所からの批判を恐れた自分たちが保身のために選手の健康を言い訳にして高野連が逃げたとしか思えない、苦渋の決断とはよく言ったもんだわ。しかも↑↑↑と発言した上に

「出場予定だった32校に対して八田会長は「何らかの形で甲子園に来ていただけたら。甲子園の土を踏ませてあげたい」と、救済措置を検討することを明らかにした 」

何なんですか、これ?不安を謳いながらも「甲子園に来ていただいたら」って、思い出作りの観光にいらっしゃい、土踏ませてあげるから、とでも言いたそうなニュアンス。選手は試合をしたいんですよ、その思いをこんなアホみたいな言葉でフォローしている、こんな塩に傷ぬりつけるような言葉で選手たち納得するって思いますか、思いますか?この会長、毎回開会式で長い話で選手や観客を退屈にさせて、最後は変な英語で締めるんですよね、そんな人が歴史に汚点を残す決断を下したんですよ、これって英断か、違うよね、保身のための言い逃れだわ・・・今すぐ会長職を辞任していただきたい。


この結果に対してのアンケートでは過半数・・・55%の人たちが賛成との意見だったとのこと↓↓↓

「「仕方がない」(和歌山・男性ら多数)という意見が並んだが、賛成票の中にも「選抜32校プラス夏49校で夏の甲子園を」(静岡・男性)などのように、何らかの形で球児たちに救済措置を用意してあげたい意見が多く見られた」

ネットの掲示板を見るとセンバツ中止に対して汚い言葉が並んでいる部分・・・もちろん「賛成」を称賛する意味で・・・がたくさん見られた。匿名のネット民の中には「前代未聞の事態」を見たいと言う人もいたのだろう、今回はその願いが叶ってしまったと言うことになりますが、この55%の中にはそんな考えの人がいたのだろうか・・・

「近年勢いを増す“アンチ高校野球勢力”ともいうべき、強硬な反対派の圧力にも押し切られる形となった」

この「強硬な反対派」の人たちは今頃勝利の美酒を味わっているのだろうか・・・

「日本高野連によると「午前中だけで10~20件。これまではなぜ中止しないのかという声が多かったが、今日はなぜ中止するのかと言う声が多かった」と、逆の問い合わせや意見が殺到したと説明した」

中止を望んでいた人たちは本当に中止になってしまった今、本当にそれが正しいことだと思っているのだろうか・・・その答えが55%だと言うと少なすぎる気がする、多分中止を望んでいた人たちは本当に中止になると思っていなかったのでないだろうか・・・



結局「救済措置」って何なんだろうねえ、例えば↓↓↓

「夏の地方大会が中止となれば、今回の春の代表校をそのまま夏の代表として出場させてはどうか」
・・・夏の大会自体を中止前提で話している、夏の全国大会は選手たちにとっては集大成、それを頭から中止にしてしまっては春の救済のために夏を犠牲にすることになってもっと泣く選手が増えてしまう、以ての外!!

「公式記録としないエキシビションマッチを開催するのはどうだろうか」
・・・センバツの戦いは夏の大会が終わった時点から始まります、秋季大会、地区大会、神宮大会、その結果から出場校が「選抜」されるのがセンバツ・・・自分(一人称)は「選抜」と言う言葉をずっと野球用語だと思っていました・・・なのです。その成果をお遊び試合にしてしまうなんて、論外!!

「例えば1試合を9回ではなく5回にするなどして全体的に縮小し・・・」
・・・青山学院原監督の提案、高校野球をソフトボール扱いすんなって、でもこの人らしい前向きな考えは好きやな~。「前向きな議論が世の中を明るくするんです」、八田会長は勘に銘ずるべし、結局中止を議論すること自体が後ろ向きになっていると言うこと、だから答えも後ろ向きなものしか出なかったと言うこと。

「「夏の地区予選は通常通り行い、もしセンバツ出場予定だった高校が優勝したらそのまま、そうでなければ両方を代表として出場させる。出場校が70、80校となって運営が大変だろうけど、『大変な年』だからこそ『大変な事』を検討すればいい」と持論を展開した」
・・・赤星憲広氏の能天気なお言葉、てめえは競馬の予想だけしとけって!!!この案ね、上でも出ていたしいろいろなところで出ている案だけど、春と夏とは全く別物なんですよね、長い戦いの成果を参考に選抜される春の大会と、短期間でそれまで積み上げてきた成果を一気に吐き出す夏の大会、だから選手たちのモチベーションも全く違うものだと思います。今回センバツに出場するはずだった32校の選手も監督も「夏に向けて頑張る」とは言っているが、モチベーションのリセットにはあまりにも遅すぎるし厳しすぎる、戦力にも軋みが出てくるかも知れないし予選を勝ち上がるのも難しくなってくる。予選で負けた高校が甲子園に来ると言うのも変だと思うし、選手も来たくないんじゃないだろうか。今回の件で「心のケア」・・・この言葉大嫌い、ここで使うの嫌だったけど今回はあえて使います・・・が叫ばれているが、こんな救済の仕方では心のケアもあったもんではない、球児のことを考えての提案だがあまりにも安易すぎだし非現実すぎです。

そこまで言うんやったらてめえはどうしたらええんや、と言われそうだが、自分(一人称)の考えはやっぱり通常開催です。「11日に決まった事、あれやっぱりなし、やろうぜ、甲子園」もちろん19日に開幕、開会式も入場行進もやって、スタンドには観客も応援団も入れて、ブラスバンドの応援も普通に・・・すみません、自分(一人称)の言ってることが一番空気が読めなくて非現実だな、事態の重大さも何も考えていない。でも神戸で阪神大震災があった時も東日本大震災の時もやったんだよ、いろいろな批判はあったものの、開催することで暗く落ち込んでいた日本に明るさを取り戻してくれたと思っています。これまで当たり前のようにあったものがなくなってしまった現実、「困難を乗り切るのも球児たちにとって大切」を強いるのはあまりにもかわいそう。だから選手たちにはもっとホンネを言ってほしかった気もする。いろいろなチームのコメントがどれも大人から言わされていると言うか、顔色をうかがっていると言うか、それがスポーツマンシップに則ったと賞賛される言葉と言うか、そんなものばかり、高校生ってやんちゃでしょ、もっとホンネで、自分の言葉で、仲間の無念を大声で感情的に訴えるようなそんな言葉が聞きたかった。杓子定規がお決まりなコメントばかりの中にあった↓↓↓

「仕方ないが、残念…。大人の手で球児の夢をつぶしてしまった」
「甲子園は単なる部活動じゃない。日本の文化だ」

県岐阜商の鍛治舎監督の言葉には賛否両論はあるだろうが、一番やるせない気持ちを表した言葉だと思います。中止が決まるまでには「高校野球は特別なのか」と言う批判が度々聞かれたが、特別なんですよ、そうなんだよ、「センバツ」と言う言葉を知った頃、テレビの中の甲子園でプレーするお兄さんたちはカッコいい存在だったし、今も頑張っている少年たちは最高にカッコいい、だから人目もはばからずに泣く姿にはこちらももらい泣きしてしまう、特別だからこそなんです。もちろんこのことは自分なりので賛否はあるとは思いますが、その特別なものもなくなってしまった今なら言ってもいいでしょう。
センバツの中止は大きなニュースです、あってはならなかったことです、ところが昨日(12日)のニュースではセンバツが中止になったことで人々の心配の行方は東京オリンピックの方に移ってしまったかのようだった。高校野球が中止になるならオリンピックも中止・・・もしそうなったら残念だが、甲子園ほどの悲しさ、寂しさはありません、人々の意思は高校野球以上にありそうですからね、それよりも夏の大会の方が心配です。日本が、それ以上に世界が破滅に向かっているのかも、ノストラダムスの大予言が21年遅れてやって来たのでしょうか・・・すみませんでした、今回はかなり感情的になってしまいました、こんな駄文に付き合ってくださった方には感謝いたします、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。         まちみち