まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1356 天理市の川巡り(1)・・・珊瑚珠川、前編

2020-06-21 09:48:55 | ふうけい
よろしくお願いします。


















数回前に佐保川を巡った記録をお伝えしましたが、大和川の支流に当たるこの川にもたくざんの支流が流れています。今回はその中で佐保川への合流が一番最後となる、珊瑚珠川を2回に渡って巡って行こうと思います。珊瑚珠川は天理市から大和郡山市にかけて流れる川で、今回も流れとは逆方向に進んで行くこととなるのですが、さて、「珊瑚珠」・・・何かご当地には似合わない感じの名前がついてます。珊瑚珠とは珊瑚を加工した宝飾品の玉と言うことですが、先へと巡って言ってもどこが珊瑚やねん!と言った風景ばかりです、行ってみることとしましょう。
佐保川から分岐した川は北に西名阪道を見ながら草むらの中を流れている、その西名阪道はちょうど郡山下ツ道J.C.の場所に当たり、ここが京奈和道との分岐点となっている。道路の方はつながってまずは形になった感じだが、周辺は至る所がまだ工事中で、雑然とした風景になっている。京奈和道に関しては大和郡山市内でやっと工事が始まったとのことだが、奈良市部分についてはどのルートをたどるのかは全然分からない。大安寺周辺もルートになりそうだが、奈良の道路の渋滞はひどいみたいなので、早く造らなければいつかは我慢の爆発を見ることにもなりかねない。
















話は逸れてしまったが、珊瑚珠川は写真2枚目にある下ツ道に架かる嫁取橋を過ぎて国道24号線を越えると天理市へと入る、ここは川より少し北側の道を東へと進んで行く。川は右手側を流れていてその向こうに環濠集落か見えている、ちょっと寄り道と言うことで行ってみよう。そこは南六条の集落、地名に「条」の字が付いているのはこの地にあった条里制の名残か、元はこの辺りは添上郡に当たり条や庄の字が付く地名が多い。町並はひっそりとしていて、外れにある田畑から農作業の危機の音が響いている、ずっと草むらの中を流れていた珊瑚珠川もやっと姿を現してくれたが、水量は少なくゴミが浮いているのも見える、これのどこが珊瑚やねん・・・。

















川は田畑の中を流れて行ってまた姿を消してしまう、仕方がないのでさっきの道へと戻り先へと進んで行く。今度は進行方向左手側、写真4枚目~7枚目にある新庄集落が見えてくる、あ、ここにも地名に「庄」の字が入っていますね、集落の入口には大きなお地蔵様がこの町を見守ってくれているかのように佇んでいる。ここから少しだけ東に行った所で中ツ道と交差する、川はずっと田畑の中を流れているので中ツ道を南へと進んで川と交差する場所へと向かう。その場所が写真下5枚にある風景、川は中ツ道と交差して左に90度向きを変え、数メートルだけ中ツ道に沿ってその先で写真下4枚目にあるように2つの流れがしてい合流している。左側の流れはこの周辺にある田畑からの水路、珊瑚珠川は水門がある右側の方から流れて来ることとなる。と言うことで今回はここまで、次回の後編ではこの流れの始まりを追い詰めてみようと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち