よろしくお願いします。
今回は奈良市内の中心部の東を流れる能登川を巡って行きます、この川は以前ここでもお送りしたことがある岩井川の支流に当たる川なのですが、なぜ「能登川」と言う名前がついているのかは分かりません。しかし万葉集には
「能登川の 水底さへに 照るまでに 三笠の山は 咲きにけるかも」(作者不詳・巻10-1861)
との歌があるとのことで、古い時代からこの名前の川があったと言うことになります、さて、どんな川なのでしょうか、行ってみることと・・・あれれ?上の写真ではなかなか川が現れません。まずは高畑の風情のある町並、結構急な上り坂を進むと市内循環バスの破石バス停、ここから更に急な上り坂を進んで新薬師寺の近くへとたどり着く。道はまだまだ続いていてそこを進んで行くと集落も途切れて、宮本武蔵が柳生へと向かう時に通って行った滝坂の道の入口へと至る。お地蔵様が立つ所でやっと能登川が姿を現してくれる、水源は更に上の方にあるわけだが川巡りはここから、下流へと向かって行ってみることとしましょう。
高畑町の東に当たるこの辺りはこれまでにも来たことがない所、川は道に沿って流れているわけではないので、遠回りになってしまうが今上って来た道を戻ることにする。新薬師寺前を過ぎて高畑町のいつも走る場所へとやって来ると、森の中を蛇行してきた能登川が姿を現す。小さな石橋を通り過ぎると川は集落の中へと入って行く、ここも追いかけることができないので走りの方は白毫寺方面へ。町並の中には万葉歌碑と言うほど立派なものではないが、手書きで歌がかかれた写真にあるような木の札をいくつか見かける。これと同じものはここから少し離れた護国神社にもたくさんあって、万葉集の他にもいろいろな歌、中には君が代の歌詞が書かれた木札も立っている、昨年巡った後にここで万葉歌碑巡りで取り上げようと思っていたが未だにお蔵に入ったままになっています。写真の方は確かフォトチャンネルで取り上げていたと思います、いつかは本文でも日の目を見せてあげたいテーマです・・・と言うわけでちょっと寄道してしまったわけですが、今回のテーマは能登川巡り、軌道修正してそちらへと戻ることにしよう。
県道80号線を下って来ると写真4枚目にある能登川に架かる石橋へとたどり着く、この辺りは住宅地が多く道は狭いが車の往き来も激しい所、相棒君を止める場所もないので写真を撮るにも気をつけなければならない。川は小高い所にある住宅地の中をうねうねと蛇行しながら低い位置へと下りてきて、この橋の下を交差して更に下へと流れていく。県道80号線の終わりとなる東紀寺三丁目交差点、以前ここでも紹介した山村町行のバスが通る道を左へと曲がると、すぐにさっき別れたばかりの能登川とまた出会うことになる。ここまでは能登川に沿う道がなかったから、迂回や遠回りばかりでなかなかスムーズに追えなかったが、低い所までやって来てやっと川巡りもスイスイと進めて行けそう・・・、と思ったらここでお時間となってしまいました、続きは後編での紹介と言うことで、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち
今回は奈良市内の中心部の東を流れる能登川を巡って行きます、この川は以前ここでもお送りしたことがある岩井川の支流に当たる川なのですが、なぜ「能登川」と言う名前がついているのかは分かりません。しかし万葉集には
「能登川の 水底さへに 照るまでに 三笠の山は 咲きにけるかも」(作者不詳・巻10-1861)
との歌があるとのことで、古い時代からこの名前の川があったと言うことになります、さて、どんな川なのでしょうか、行ってみることと・・・あれれ?上の写真ではなかなか川が現れません。まずは高畑の風情のある町並、結構急な上り坂を進むと市内循環バスの破石バス停、ここから更に急な上り坂を進んで新薬師寺の近くへとたどり着く。道はまだまだ続いていてそこを進んで行くと集落も途切れて、宮本武蔵が柳生へと向かう時に通って行った滝坂の道の入口へと至る。お地蔵様が立つ所でやっと能登川が姿を現してくれる、水源は更に上の方にあるわけだが川巡りはここから、下流へと向かって行ってみることとしましょう。
高畑町の東に当たるこの辺りはこれまでにも来たことがない所、川は道に沿って流れているわけではないので、遠回りになってしまうが今上って来た道を戻ることにする。新薬師寺前を過ぎて高畑町のいつも走る場所へとやって来ると、森の中を蛇行してきた能登川が姿を現す。小さな石橋を通り過ぎると川は集落の中へと入って行く、ここも追いかけることができないので走りの方は白毫寺方面へ。町並の中には万葉歌碑と言うほど立派なものではないが、手書きで歌がかかれた写真にあるような木の札をいくつか見かける。これと同じものはここから少し離れた護国神社にもたくさんあって、万葉集の他にもいろいろな歌、中には君が代の歌詞が書かれた木札も立っている、昨年巡った後にここで万葉歌碑巡りで取り上げようと思っていたが未だにお蔵に入ったままになっています。写真の方は確かフォトチャンネルで取り上げていたと思います、いつかは本文でも日の目を見せてあげたいテーマです・・・と言うわけでちょっと寄道してしまったわけですが、今回のテーマは能登川巡り、軌道修正してそちらへと戻ることにしよう。
県道80号線を下って来ると写真4枚目にある能登川に架かる石橋へとたどり着く、この辺りは住宅地が多く道は狭いが車の往き来も激しい所、相棒君を止める場所もないので写真を撮るにも気をつけなければならない。川は小高い所にある住宅地の中をうねうねと蛇行しながら低い位置へと下りてきて、この橋の下を交差して更に下へと流れていく。県道80号線の終わりとなる東紀寺三丁目交差点、以前ここでも紹介した山村町行のバスが通る道を左へと曲がると、すぐにさっき別れたばかりの能登川とまた出会うことになる。ここまでは能登川に沿う道がなかったから、迂回や遠回りばかりでなかなかスムーズに追えなかったが、低い所までやって来てやっと川巡りもスイスイと進めて行けそう・・・、と思ったらここでお時間となってしまいました、続きは後編での紹介と言うことで、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち