No.1424 9月になっても寂しい風景・・・

よろしくお願いします。













9月最初の休日に橿原市の本薬師寺へ、この時期になると毎年恒例のホテイアオイを今年も見るためにやって来ました。寺院跡横の駐車場には警備員さんが出ていて車両の整理をしている、その一角に相棒君を止めてカメラを持って畦道へと・・・って、なんじゃこりゃ～！！花が咲いてないじゃないかあ～。まあ実は知っていたんですけどね、最初から、今年は感染症禍の影響で植栽はしないってことは。でもやっぱりこの時期になると行きたくなってしまったんだよねえ、もしかしたら去年の生き残りが彼岸花みたいにぽっと咲いたりしてないか、と思ったのですが上の写真をご覧の通り、今年はその場所には稲穂が実っていました。まあこれはこれでいい風景ですが、やっぱりこの時期のこの場所には薄紫色の花が咲いていなきゃなあ。実はこの植栽を行っているのは地元の小学校の2年生、今年は彼らもその機会を奪われてしまったことになる、いつも書いていることですがホントに恨めしい感染症禍です。






















場所は変わって馬見丘陵公園、本来ならここの風景については毎年末に備忘録のコーナーでお送りしているのですが、今年は事情が変わってしまったせいで、訪れる度にここで取り上げています。それもこれもやっぱり感染症禍が原因、それまでは花の季節になるとたくさんの人が訪れていた園内も一気に雰囲気が変わってしまいました。4月のまだ桜が咲いている頃、緊急事態宣言が出される前には自粛が叫ばれていたにも関わらずたくさんの人が訪れていて、その光景に嬉しさを感じでしまったのですが、その1ヶ月には一転して寂しい光景に。自分(一人称)はその後怪我で休養、2ヶ月後に相棒君との久々の走りでここに来た時は夏休みに入ったばかりの頃にも関わらず、これもまた寂しい光景に拍子抜けを喰らってしまった。ひまわりの時期も人の出は然程感じられなく、そして今回も、まあ当日は雨も降ってハッキリとしない天気だったこともあって、人の出もさっぱりと言った感じでした。とりあえず見たかったのは蓮の花、復帰初戦に行った時に見られた光景も2ヶ月近くも経てばいよいよ季節も終わりになってきた感じ、今年は出遅れてしまった分、更に感染症禍もあって蓮の花も消化不良で終わってしまいそうです。

















自転車復帰後ここに来るのは3度目、1ヶ月に1度のペースは相変わらずですが、園内は人だけではなく花も寂しい感じ、やはりこの辺りは意図して植栽が押さえられているようです。となるとコスモスも期待できないかな？今年は藤原宮跡のコスモスは植栽しないとのこと、その分楽しみはこちらにとなってしまうわけですがこの様子だとちょっと期待できない気もします。そんな寂しい気持ちにちょっとだけ光を差し込んでくれたのが、この場所ではどこよりも早く咲くことになっている彼岸花、今年もここで一番に見ることができました。まあ自然に顔を出してくる花だから人の意図など関係ないと言った感じですが、やはり朱色の花が咲き始めると秋が来たんやなあ～と感じさせてくれます、どこよりも早いせいで枯れようとしているのも早そうですが・・・。そんなわけでいつもとは違う秋がやって来ました、それでも風景と雰囲気は楽しみたいので、またいろいろと走り回りたいと思っています。秋はどことなく物悲しい季節、今年は一段と寂しさを感じてしまいそうだが感染症禍なんかに負けるな！！だぜ、負けんな、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち