まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1523 和歌山の旅、2021年初春(1)・・・県境越え

2021-03-07 20:32:28 | 旅行記
よろしくお願いします。


















2021年最初の走りは2日に京都へ、その時の写真についてはこの前大河ドラマを取り上げた時にチョイとだけ、巡りの記録についてはまたいずれの機会にと言うことで、今回は翌3日に和歌山へと走った記録をお送りしていこうと思います。3日と言うことはもちろん箱根駅伝をお付き合いでの走りとなったのですが、今年は物凄い大逆転がありましたねえ、その話はまあいずれこの中で出てくることとなりますが、まずは旅の始まり、近鉄橿原線の九条駅から輪行です。写真1枚目~5枚目は橿原神宮前駅の南大阪線ホーム、最初はここから走る予定だったんですけどね~、寒いからもうちょっとだけ電車にしました、と言うことで箱根駅伝復路の時差スタートは聞くことができませんでした。
走り始めは吉野口駅から、相棒君を立ち上げていざスタート、まずは前に曽我川巡りで走ったコースを進んで行く。この道は五條方面へと至る道でいつの間にか京奈和自転車道のルートに組み込まれている、かなり前に五條に行く時に走ったことがあるが国道24号線や山麓線よりは起伏は少ない気がした。あれからもう何年も経っていて久しぶりになるがもうその頃の記憶はほとんど残っていない、初めて走る気分で先へと進んで行ってみることとしよう。



















しばらく道に沿って流れていた曽我川も源流部は山の方へと消えてしまう、代わりに寄り添ってくるのがJR和歌山線の線路、間近に電車を見られるチャンスだったが今回は機会には恵まれなかった。写真5枚目にあるバス停、「heisaka」と読む、この辺りの集落を抜けると少しだけ厳しい感じの上り坂を経て五條市へと入り、やがて国道24号線へと合流して五條の中心地へと差し掛かって行く。中心部では案の定新町通の古い町並へと入ってしまったが、ここはもう何度も取り上げているので今回はスルー、またまた国道24号線に合流していよいよ県境越えへと向かって行く。話はちょっとだけ逸れるがテレビ東京では昨年暮れに放送されたローカル路線バス乗り継ぎの旅Z、今回は高野山から潮岬ルートでしたが奈良県を通ったのに奈良テレビでは放送なし・・・と思っていたら前日の2日に放送がありました。紀伊半島は鬼門なんですかね~、今回も失敗でしたね、とその話は置いといて、序盤の和歌山県から奈良県の県境越えで国道24号線を歩いていましたが、五條市に入ってチラッと通り過ぎていた寺院がありました。下6枚にあるのがその転法輪寺↓↓↓

「弘仁6年(815年)、真言宗の開祖、弘法大師空海が42歳の時に、都であった平安京を離れて「修禅の為の道場を探したい」と言って旅に出た。 その旅の途中、大和国宇智郡(現在の奈良県五條市)にて道に迷う。その時「南山の犬飼」と名乗る一人の狩人が現れ、その狩人が連れていた白黒の二匹の犬(二匹とも黒色であったという伝もある)を空海に貸し与えて無事に目的の土地である高野山へとたどり着いたという伝承がある。 」

とのことです、ちょっと寄って行ってみるか、初詣と言うわけではないですけどね。















転法輪寺を過ぎるとここからは上り坂、もう何度も走ったことのある上りです、今更どうのこうの言う程のものではありません。ただ国道を通っていると言うことはここはもちろん自転車道ではないはず、結局京奈和自転車道はどこを通っているのだろうか、五條市内ではほとんどその存在を知ることも気にすることもなかった。ラジオから聞こえてくる箱根駅伝は復路スタートから創価大がトップを守っている、東洋、駒沢がどこまで追い詰めてくるか、往路でまさかの12着の青山学院がこの先どこまで追い上げてくるのかが楽しみなところです。さて、自分(一人称)の走りは山を越え峠を越えて和歌山県へと入りました、今回の旅の主な目的は万葉歌碑巡り、以前万葉歌碑巡りでここに来た時にはこの峠付近でいくつかの歌碑を巡りました。国道24号線の坂を下ってJR和歌山線の隅田駅へとたどり着く、ここは地元の中学生が描いた絵でお馴染みな駅、駅舎の横には万葉歌碑とサイクリングロードのスタート地点の碑、と言うことはここからの道が京奈和自転車道のルートなのか?駅から南へ行くと紀ノ川が流れている、確かそこを沿って通っている自転車道があるはず、とりあえず行ってみることとしよう、その話については次回と言うことで、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち