よろしくお願いします。
京都市内を流れる疏水を流れとは逆向きに追ってきて京阪神宮丸太町駅付近にまでやって来ました、川端通では暗渠に姿を消していた疏水はここで向きを90度右へと変えて冷泉通へと入って行きます。再び悠々と流れる姿を見せてくれた疏水に沿って疏水こみちと言う遊歩道があるが、ここは自転車で走るにはちょっと遠慮しなければな感じ。その小径を進んですぐの所にあるのが疏水事務所、水門があって水路が広がっているが、その水門の辺りにはゴミが溜まっていてあまり見栄えがしない。この先の方から流れてきたゴミだろうか、京都市の暮らしに潤いをもたらす水路にこれだけもゴミが溜まっているのは残念な気分だ。まあ奈良県内でも川巡りをしているとゴミが溜まっている風景をよく見ることがある、あれだけ奈良テレビでもCMで「い~いよね奈良県~♪」と歌っているのに、本当にモラルを疑いたくなってしまいます。水が流れてくる方へと進んで行くと直角の曲がりを繰り返して平安神宮の鳥居の前へとたどり着く、走っているのは10月の初めの休日で一時期感染症禍も落ち着いていた頃、有名な観光地にもたくさんの観光客の姿が見られました。
さて、場所と時間はチョイとだけ飛んで三条通の蹴上交差点へとやって来ました、実はこの時間が飛んでいる間にはひとつ、疏水のポイントとなるとある観光地・・・京都に詳しい人ならすぐにお分かりになる所です・・・へと寄っていたのですが、その話は次回でのお送りとしておきましょう。蹴上交差点は上り坂の途中にあって、ちょっと変則的なT字になった交差点の一角にあるのが蹴上発電所、三角屋根とレンガ造り、水路の中の大きな水道管が印象的な建物ですが、もちろん今は現役を退いています。交差点を渡ると道に沿ってあるのが蹴上インクラインの廃線跡、普通の鉄道にある線路よりはるかに広い幅の広い線路の跡が残っていて、大きなトロッコのような台車が保存されている。このインクラインの下には疏水が暗渠となって流れているが、ここは勾配になっていて落差の大きな所、疏水では物資の輸送を担う船が運行されていたが、この辺りは傾斜が大きく船の運行ができないとのことで、船をこの台車に乗せて線路の上を走行していた、その原動力となっていたのが先程の発電所だったとのことです。
疏水はインクラインの下と言うことで姿が見えなくなってしまっている、そろそろ引き上げる時間が近づいてきているが、もう一目だけ流れを見ておきたい。地下鉄蹴上駅から少しだけ上った所に階段があったので相棒君を止めてそこを上って行くと、疏水路とインクラインが合流する船溜まりへとたどり着いた。水の流れからいきなり線路が出てきて台車が待ち受けている、何かマジンガーZが出動するシーンを思い浮かべてしまいそう、最近また流行っているみたいですからね~。ここでこの態勢から直接船を台車に乗せていたらしい、よく見ると台車にはすっぽりと収まったかのように船が乗っかっている。インクラインはここから蹴上の結構急な坂を下りて低い所へと運ばれていた、その原動力が発電所から供給される電力、ケーブルカーのように台車を巻き上げていたとのことです。さて、疏水巡りはこの後山科、更に大津方面へと続いていくのですが、この日の走りはここまでとなってしまい、残りはまたの機会としました。その巡りは年末に終わらせ更に1月には分線の巡りも済ませています、この記録も順次お伝えとしていくわけですが、先程も申した通り次回は蹴上にたどり着くまでに寄ってきた観光地を取り上げたいと思います。もうどこのことだかわかるよね、南禅寺です、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。 まちみち
京都市内を流れる疏水を流れとは逆向きに追ってきて京阪神宮丸太町駅付近にまでやって来ました、川端通では暗渠に姿を消していた疏水はここで向きを90度右へと変えて冷泉通へと入って行きます。再び悠々と流れる姿を見せてくれた疏水に沿って疏水こみちと言う遊歩道があるが、ここは自転車で走るにはちょっと遠慮しなければな感じ。その小径を進んですぐの所にあるのが疏水事務所、水門があって水路が広がっているが、その水門の辺りにはゴミが溜まっていてあまり見栄えがしない。この先の方から流れてきたゴミだろうか、京都市の暮らしに潤いをもたらす水路にこれだけもゴミが溜まっているのは残念な気分だ。まあ奈良県内でも川巡りをしているとゴミが溜まっている風景をよく見ることがある、あれだけ奈良テレビでもCMで「い~いよね奈良県~♪」と歌っているのに、本当にモラルを疑いたくなってしまいます。水が流れてくる方へと進んで行くと直角の曲がりを繰り返して平安神宮の鳥居の前へとたどり着く、走っているのは10月の初めの休日で一時期感染症禍も落ち着いていた頃、有名な観光地にもたくさんの観光客の姿が見られました。
さて、場所と時間はチョイとだけ飛んで三条通の蹴上交差点へとやって来ました、実はこの時間が飛んでいる間にはひとつ、疏水のポイントとなるとある観光地・・・京都に詳しい人ならすぐにお分かりになる所です・・・へと寄っていたのですが、その話は次回でのお送りとしておきましょう。蹴上交差点は上り坂の途中にあって、ちょっと変則的なT字になった交差点の一角にあるのが蹴上発電所、三角屋根とレンガ造り、水路の中の大きな水道管が印象的な建物ですが、もちろん今は現役を退いています。交差点を渡ると道に沿ってあるのが蹴上インクラインの廃線跡、普通の鉄道にある線路よりはるかに広い幅の広い線路の跡が残っていて、大きなトロッコのような台車が保存されている。このインクラインの下には疏水が暗渠となって流れているが、ここは勾配になっていて落差の大きな所、疏水では物資の輸送を担う船が運行されていたが、この辺りは傾斜が大きく船の運行ができないとのことで、船をこの台車に乗せて線路の上を走行していた、その原動力となっていたのが先程の発電所だったとのことです。
疏水はインクラインの下と言うことで姿が見えなくなってしまっている、そろそろ引き上げる時間が近づいてきているが、もう一目だけ流れを見ておきたい。地下鉄蹴上駅から少しだけ上った所に階段があったので相棒君を止めてそこを上って行くと、疏水路とインクラインが合流する船溜まりへとたどり着いた。水の流れからいきなり線路が出てきて台車が待ち受けている、何かマジンガーZが出動するシーンを思い浮かべてしまいそう、最近また流行っているみたいですからね~。ここでこの態勢から直接船を台車に乗せていたらしい、よく見ると台車にはすっぽりと収まったかのように船が乗っかっている。インクラインはここから蹴上の結構急な坂を下りて低い所へと運ばれていた、その原動力が発電所から供給される電力、ケーブルカーのように台車を巻き上げていたとのことです。さて、疏水巡りはこの後山科、更に大津方面へと続いていくのですが、この日の走りはここまでとなってしまい、残りはまたの機会としました。その巡りは年末に終わらせ更に1月には分線の巡りも済ませています、この記録も順次お伝えとしていくわけですが、先程も申した通り次回は蹴上にたどり着くまでに寄ってきた観光地を取り上げたいと思います。もうどこのことだかわかるよね、南禅寺です、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。 まちみち