まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1378 2020年和歌山の旅(4)・・・やっぱり海はいいな~

2020-07-16 00:48:44 | 旅行記
よろしくお願いします。




















ここまで本編で3回、万葉歌碑巡りで1回お送りしてきました和歌山の旅、本編の方は今回がその最終回となります。前回は加太へとやって来ました、ここに来るのも久しぶり、時間の都合で行けるかどうか心配でしたが、かつて知ったる道はスイスイと行くことができ、帰りの電車の時間にも余裕ができるほどとなりました。南海加太駅前から古い町並を通り抜けて淡島神社へ、ここでの目的も万葉歌碑、と言うことで神社から更に南の方に伸びる海沿いの道を進んで灯台の下までやって来ました。
灯台は山の上にあり上るにはちょっと大変な所、さて、歌碑の方は・・・この辺りはまた歌碑巡り編でのお伝えとしておきましょう。今走ってきた道を戻って再び神社前へ、2月とは思えないほどの陽気さと青い空、日が沈む時間も日に日に遅くなってきているので、太陽はまだ西の空の高い所で海を照らしつけている。さあ、次の目的地へと向かうこととしよう、最後も万葉歌碑が目的、その場所はここから北に行った岬の突端にあるとのこと、時間も気になるので行ってみることとしよう。


















加太の港の風景に別れを告げて、岬町へと続く県道へと出る、一瞬この道をずっと進んで大阪府へ入って行ける所まで行って南海で輪行、とも思ったが、帰りはゆっくり座って帰りたいので却下、目指すべき場所へと向かうことに。海沿いの道は気持ちがいい、少しのアップダウンとゆったりとしたカーブを過ぎて行くと、岬への入口の遊歩道があった。相棒君を止めてここからは徒歩で進んで行く、少し歩きにくいコンクリートの上り坂、そこを越えると一面に海が広がる場所へとたどり着く。もちろん万葉歌碑も見つけることができて、今回の目的は達成することができた、後は時間までこの風景を堪能することにしよう。海が270度に広がり、さっきまでいた加太港も向こう側に見渡せる。遠くに見える島陰は友の島、更に淡路島も微かに見えている。近くには観光で訪れていた人達の姿、その中の一人の女性がやけにテンションが高い、大きな声で「私奈良やから海見たら嬉しくなるねん」と話している、何かみっともないなあ、と思ったが気持ちは分かる、自分(一人称)もまあ同類みたいなものなので、ここは暖かい目で見守ってあげよう。










南海加太駅へと戻ってきて、相棒君はここでお疲れ様、しばしの寝床へと戻してあげることに。ホームには青い2両編成の電車が停まっていた、加太線を走る『めでたい電車』と言う名前が付いている電車、他に赤色の電車もあるとのことでそれぞれ青い方には「かい」、赤い方には「さち」と名前が付いている。座席には魚の絵が満載でいかにも子供が喜びそうな感じ、近くを走っている和歌山電鉄には某鉄道デザイナーが内装をデザインした電車が走っているが、そんなデザイナーの自己満足に付き合わされるのも何かな~って感じ、自分(一人称)は質素が一番なのです。そんなわけでひさしぶりの加太線乗車、走行音に懐かしさを感じながらの時間はほんの数分で終点の和歌山市駅へと到着する、さて、本線への乗換は階段を上って・・・行かなくてもいい、もう向かい側が難波行のホームとなっている。和歌山市駅は工事中でホームの様子が随分変わっている・・・そうか、改札が地上階にあって、難波方面ホームは階段を使わなくて行けるようになっていた、古臭いイメージがあった和歌山市駅も変わろうとしているところなのか。さて、難波行特急『サザン』がやって来た、自分(一人称)が乗るのはもちろん自由席の方、新今宮駅までは約1時間ほど、今日の旅の余韻を十分に感じながら帰ることとしよう。そんなわけで和歌山の旅の記録は今回にて終了ですが、まだ万葉歌碑巡りが残っています、また近々のお披露目を予定していますので、その際にはまたお付き合い願います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち



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