おはようございます。箱根の旅、今回が最終回となりそうです。さあ、もうひと踏ん張り、行きましょう。
箱根湯本を後に国道1号線を小田原に向けて走っている。横には朝乗車した箱根登山鉄道線が沿っている道、車は上下線とも相変わらず渋滞している。途中で旧東海道が分かれているがあえてそちらには入らず、あえてそのまま国道1号線を行くことにする。背後の箱根の風景に別れを告げる、さらば箱根、今日はこれくらいにしといたるわ・・・
小田原市に入り風祭駅近くにある蒲鉾でお馴染みの『鈴廣』、箱根駅伝では6区から7区へのタスキリレーが行われる所。7区は勝負の流れを左右する大事な区間であり、決して地味や繋ぎの区間、初売りお買い物タイムではありません。
その鈴廣の前に相棒を止めて、お土産物と言うよりは新幹線の車内で軽く食べられるものでも買おうかと思い店内へと入って行く。広い店内は至る所に蒲鉾売場、さて何を買おうかな、試食コーナーをぐるりと回って選ぼうと思ったが、試食だけで十分腹が満たされた感じ、結局何も買わないで店を後にすることにする悪い客であった。
新幹線、JR線の高架の下をくぐると小田原の町並へと入って行く。旧東海道に当たる国道1号線は広くて交通量の多い道だが、その沿道は旧街道の雰囲気を残す古い建物が立ち並び、ここが旧東海道だったことを思わせる印となる物も多く見ることができる。小田原と言えば小田原城が定番なのだが、今回は天守閣までは行かずに城の周りをぐるりと巡るにとどめて、再び国道1号線へと戻る。
小田原漁港へとたどり着く、ここは『にっぽん縦断こころ旅』で火野正平が訪れていた所、目的地がこの場所だったこともあるがあの時の手紙はなんかシュールで印象に残っている。波が打ち寄せる漁港にはたくさんの釣り人の姿、その向こうの突堤には小田原名物の提灯を模した灯台が建っている。
右手側にはJR東海道本線、左手側に荒々しく波が打ち寄せてくる相模湾が沿う国道135号線を走る。いよいよ相棒との旅も終わり、今回の最終目的地JR根府川駅へとたどり着く。関東の駅100選にも選ばれている、いろいろなドラマのロケ地になったこともある駅。ここの駅前で相棒をたたむことにする、今回も自分(一人称)のわがままに付き合ってくれてどうもありがとう、後は袋の中でゆっくり休んでください。
三島までは東海道本線、そこから新幹線で帰ることにする。乗換えのために新幹線ホームに上がると、その向こう側には薄暗くなってきた夕焼け空をバックにたたずむ富士山の姿、ああ、泣けてくる風景じゃないですか・・・旅の疲れを癒してくれる富士山の風景を最後に、10回に渡ってお送りさせてもらいました箱根の旅、これにて終わりとさせていただきます、どうもありがとうございました。 まちみち
箱根湯本を後に国道1号線を小田原に向けて走っている。横には朝乗車した箱根登山鉄道線が沿っている道、車は上下線とも相変わらず渋滞している。途中で旧東海道が分かれているがあえてそちらには入らず、あえてそのまま国道1号線を行くことにする。背後の箱根の風景に別れを告げる、さらば箱根、今日はこれくらいにしといたるわ・・・
小田原市に入り風祭駅近くにある蒲鉾でお馴染みの『鈴廣』、箱根駅伝では6区から7区へのタスキリレーが行われる所。7区は勝負の流れを左右する大事な区間であり、決して地味や繋ぎの区間、初売りお買い物タイムではありません。
その鈴廣の前に相棒を止めて、お土産物と言うよりは新幹線の車内で軽く食べられるものでも買おうかと思い店内へと入って行く。広い店内は至る所に蒲鉾売場、さて何を買おうかな、試食コーナーをぐるりと回って選ぼうと思ったが、試食だけで十分腹が満たされた感じ、結局何も買わないで店を後にすることにする悪い客であった。
新幹線、JR線の高架の下をくぐると小田原の町並へと入って行く。旧東海道に当たる国道1号線は広くて交通量の多い道だが、その沿道は旧街道の雰囲気を残す古い建物が立ち並び、ここが旧東海道だったことを思わせる印となる物も多く見ることができる。小田原と言えば小田原城が定番なのだが、今回は天守閣までは行かずに城の周りをぐるりと巡るにとどめて、再び国道1号線へと戻る。
小田原漁港へとたどり着く、ここは『にっぽん縦断こころ旅』で火野正平が訪れていた所、目的地がこの場所だったこともあるがあの時の手紙はなんかシュールで印象に残っている。波が打ち寄せる漁港にはたくさんの釣り人の姿、その向こうの突堤には小田原名物の提灯を模した灯台が建っている。
右手側にはJR東海道本線、左手側に荒々しく波が打ち寄せてくる相模湾が沿う国道135号線を走る。いよいよ相棒との旅も終わり、今回の最終目的地JR根府川駅へとたどり着く。関東の駅100選にも選ばれている、いろいろなドラマのロケ地になったこともある駅。ここの駅前で相棒をたたむことにする、今回も自分(一人称)のわがままに付き合ってくれてどうもありがとう、後は袋の中でゆっくり休んでください。
三島までは東海道本線、そこから新幹線で帰ることにする。乗換えのために新幹線ホームに上がると、その向こう側には薄暗くなってきた夕焼け空をバックにたたずむ富士山の姿、ああ、泣けてくる風景じゃないですか・・・旅の疲れを癒してくれる富士山の風景を最後に、10回に渡ってお送りさせてもらいました箱根の旅、これにて終わりとさせていただきます、どうもありがとうございました。 まちみち