チョウゲンボウの小翼羽 2021-12-01 | 野鳥 電線にとまっているチョウゲンボウです。足で顔を掻いているところですが、さすがに鋭い爪は顔のほうには向けません。飛んでいるチョウゲンボウが電線にソフトランディングするシーンです。尾羽を扇形に大きく広げ体を起こして減速しますが、失速を防ぐために翼の前縁にある小翼羽(しょうよくう)を広げているのがよくわかります。小翼羽は低速飛行時の翼上面の気流を整えて揚力を維持する働きがあります。