『星に想いを』
そう、『星に願いを』ではなくて
『想いを』なんですね
1994年のアメリカ映画『星に想いを』
ティム・ロビンスとメグ・ライアンの共演
しかも、そこには、
あの相対性理論のアインシュタイン(もちろん、本人ではないですが、とっても似てます)
メグ・ライアンの叔父として、可愛い姪っ子のメグ・ライアンの恋の応援をするという役どころ。
メグ扮するキャサリンは数学者であり、何ごとも数式を用いようとする女性をキュートに演じてます。
その可愛いキャサリンを一目惚れしてしまう車工場で働く、車の整備士だけれど物理オタクのエド扮するティム・ロビンス。
私の大好きな映画『ショーシャンクの空に』の主演者であるティム・ロビンスは、普通の青年の役よりもどこか秀でた頭の良さを演じたら右に出る人がいないのではないかと思ってしまうほと、知性が溢れて見えます。
アインシュタインは自分の姪っ子のキャサリンがエドに恋するように茶目っ気たっぷりに色々な策を講じていく様はクスッとわらってしまうほど、可愛らしい
本当にアインシュタインという人を目にしたならば、きっと天才という枠ではくくれないほど、人間としても魅力あった人ではなかったと思ってしまう
この映画の中で
エドの一目惚れから、キャサリンが相手を意識してしまう、ステキなシーンがあります。
キャサリンは、『ダンスをしないか』と、目の前に立ったエドに言います
『ゼノンの逆説を知らないの? A地点からB地点までいくとする。半分まできて、また、その半分。そして、その半分と進んで行っても、永遠に交わることはないっていう理論よ』
なるほど。
何ごとも数式を立てて考えてしまうキャサリン
頭の中は数字だらけ、、、。
しかし、エドは難なくキャサリンの両手を掴みダンスをし始めた。
何が起こったのか、その事象に驚くキャサリン
その数式はどうした、なんの意味もない。意味のあるのは君への思いだから、、、と言っているふうなエド
初めてキャサリンを見た日から、エドはキャサリンが自分を愛してくれることを心の底から願っていた。
やがて、閃くようにキャサリンは突然に気づくのです
『私はエドを愛してる』
ちょっと逸脱した表現もありつつ、2人をくっつけてしまおうと奮闘する天才アインシュタインとその仲間達
最後に2人で彗星を見ている姿がこれからの2人の幸福を物語っているようにして終わります。
だから、『星に想いを』なのかしら。あくまで邦題ですが。
とても、ハートフルなロマンチック・コメディに仕上がっています
余談ですが、、、。
今日は『M87 ブラックホール』の映像がハッキリと証明された映像が公開されました。
かつて、1915年にアインシュタインの一般相対性理論からブラックホールの存在を数式で解いていたと言われています。
惑星さえも何もかも飲み込んでしまうと言う。
宇宙の果てにある?
巻き込まれたら、どうなってしまうのでしょうかね
一番怖いのは、それを計算していたアインシュタインの脳なのかもしれない、、なんて。
世界はその相対性理論のもと、計算上とはいえ、原爆の誕生をまねいて変わってしまった。
一般相対性理論は、語れないけれど『人』と言うのは、未知なる宇宙をも謎解いてしまうのだなぁなんて。
アインシュタインの名を聞いて
ちょっと、この映画を思い出してしまいました。