最近テレビでお見かけする方、
『玉置妙憂』さん
看護師であり、僧侶である。
終末期の心のケアにも注力されている方。
この方の原動力を支えている言葉は?と言うのが
ふと手にした雑誌の表題だった。
この方、玉置さん
大学を出て、結婚し、
子供のアレルギーに悩んだあげく、看護師を目指し、旦那さんが亡くなって僧侶になった。
『目の前で起きたことに対して、ただ反応してきた』と綴っている。
流れにまかせて
舵を切るので、まわりからは
その行動に驚かれたと続く、、。
その中の
スピチュアルケアを学ぶうちに
弘法大師 空海の言葉に出会う
『菩提心を因と為し、
大悲を根と為し、
方便を究竟(くっきょう)と為す』
その意味は
「仏に近く在りたいと言う気持ちをきっかけに、大いなる愛を基盤として、何よりも実際に動くことが大事である」
ようは
慈愛を原動力として、とにかく動きなさい
夫を亡くした彼女には
次のステージに行かざる得ない時期に聞いたこの言葉は
様々なことに反応して動いてきた人生を肯定してもらったような気持ちになったと書いている。
その言葉こそが、玉置さんにとって
『私を強くする、心を楽にする、
言葉のチカラ』だと書いている。
そして、つづく、、。
いつかいつかーではなく
さぁーと、立ち上がり動く
幸せは突然に降ってくるものではなく、今日一日の中に
幸せをみつけ、『今やる!』ことに
結びつけて動くこと。
正しいのか、間違ってるのか
動きながら考えればいい。
迷うことがあったなら
仏のあり様にそっているか
根っこにある思いは清らかか
小欲にとらわれてないか
実践しているか
そう自らに問うらしいです。
その言葉のチカラに押し出されるようにして、社会貢献と言うには
あたりにも過酷な現場に
出向いていく玉置さん。
頭の下がる思いとともに
『今日の幸せを見つける』
それが次に繋がっていくと書かれていたのを見ると
普段から
毎日の小さな幸せを探していこうと思う私も、実践に繋げていくことがこれからの私の課題かもしれないと思ったわけです。
小さな雑誌のほんの2ページ
いい記事でした。
気づくのか
気づかないのか
普段の心の目は
澄んだ瞳を持ち合わしていたいと
思いました。