「精神科通院歴あり」 という言葉

思い出せないほどに久し振りにＣＤを購入。

Ｅｓｓｅｎｓｃｅ　ｏｆ　ｌｉｆｅ　　 ソット　ボッセ


店内のＢＧＭで使われてたのを「今、流れてるの下さい」と言って購入したので
実際よく売れてるのどうか知りません（すんごく有名だったら、かなり恥ずかしい・・・。）
人気Ｊ－ＰＯＰのカバーで全体的にボサノバなアレンジになっておりました。
（島歌）（接吻　ＫＩＳＳ）（真夏の果実）（one　more　time　one　more　chance）等々
気だるく淡々とした女性ボーカルの声がイヤミ無く、まとわりつき心地よいです。
ヒステリックな毎日が続いているのなら効果的です。

本題です（遅いよ・・・。）　
週刊モーニングの２本柱と言えば「バカボンド」と「ブラックジャックによろしく」です
（勝手に思ってますが「蒼天航路」終了後はそう感ます）

「ブラックジャックによろしく」はドラマ化もされていたので知る人も多いと思います。
作中で「研修医の実際」「がん告知」「不妊治療の実態」など様々な医療問題を
世間に問い掛け、マスコミもいいネタを見つけたとばかりに騒ぎ立て
否応なまででも政府までも動かす事になった。偉大なマンガだ。
先月終了した第６部（？）の作中の主人公の配属先は「精神科」だった。
おそらく今回作者(佐藤秀峰氏）の問題提議は「マスコミと精神病患者」だと思われる。
「精神科編」が始まって１年以上経ったが。
この件は当のマスコミは火を着ける事は無かった。当たり前と言えば当たる前である
下手に触れれば火傷をするのは自分達なのだから。。。
鎮火する必要も無いので政府、お役所も動く必要が無い
（結局は問題後の行動、実行、よくやったでしょ？、誉めてね、投票してね、の繰り返し・・）

マンガの本文を拝借する様で心苦しいが・・・。
昨日の新聞で「精神科の通院、入院歴があり」の文字があり落胆した。
少なくとも自分の取っている新聞社２社に対しては落胆した（というより絶望した）

行政自身も「精神科」「メンタルクリニック」などのススメをしてきたハズなのだ
行きにくい場所を少しでも行き易い所への動きはあった。。
（別の件で着いた火ではあるが・・。）実に残念である。。。

精神科の守備範囲は実に広いのだ。別に通院歴があるといって誰もが
「自分の死、他人の死」に興味を抱いてる訳ではないのだ。
当たり前の話しである。