またMさんの監督の下で働くことになって、私は緊張しました。
(どんな顔して会えばいいんだろう?Mさんはどういう感じで接してくるだろう?)
3階で朝礼を終えた後、私たち応援軍団はぞろぞろと2階に下りました。
私はマスクをかけて行きました。
風邪をひいていたわけではなく、ましておしゃれマスクなんてわけもなく、
Mさんに会った時に動揺が顔に出るのを隠そうとしたためです。
Mさんも緊張しているようでした。
というより私たちの前でしゃべるのが精神的にきついみたいでした。
ヤケクソのような口調で、
「まだ1階から荷物が上がってこないんで、バックヤードに棚入れしてて」
とだけ言うと、さっさと自分の作業に戻って行ってしまいました。
残された3階のメンバーはきょとんとしてしまいました。
一体何をすればいいのか分かりません。
補充の仕事が初めての人も多いのに、そんなざっくりした指示を出されても……。
リーダー格のSさんがまたMさんを呼びに行きました。
Mさんは戻ってくるには来ましたが、誰の顔も見ないようにして
「ここにある商品、ここからここの棚にどこでもいいからny棚入れして」
とさっきよりいくらかマシな説明をしました。
とはいえこれでも私たちには何をどうすればいいのかよく分かりません。
(これはイカン)
と私は思いました。
これでは仕事にならないし、周囲の人にも余計に変な印象を与えてしまう。
私は責任を感じました。
Mさんがこんなにオドオドしているのは私のせいです。
いや、私のせいではないにしても、私が原因です。
Mさんは私にストーカーだと思われていると思っているのでしょう。
いや事実ストーカーなんだけど、別に私は迷惑がっているわけではないのです。
このままではMさんが人妻を追いかけ回すタチの悪いストーカーの烙印を押されてしまう。
私がMさんを嫌っていないと周囲の人に思ってもらえれば、Mさんは誤解を受けなくて済みます。
私は尻軽だと思われるかもしれませんが、そのくらいはしょうがありません。
若い男の子と仲のいいオバサンなんて他にもいます。
年齢が離れているからこそかえって深刻な関係ではないという印象を周囲に与えることができるでしょう。
人妻だとバレた(らしい)ことで、少し罪悪感が減って開き直れたというのもありました。
そもそも2階には彼の味方がいっぱいいるのだから、
仕事を代わってもらおうと思えばいくらでも代わってもらえるはずです。
わざわざ自分で出てきたということは、私に会いたかったからでしょう。
覚悟を決めて会いに来たはずなのに、何をオドオドしてるんだか。もう痛々しくて見ていられません。
私は最初の付帯業務の時のように仲のいい上司と部下というスタンスに戻りたいと思いました。
「Mさん、メニュー画面の『入荷棚入れ』から入ればいいんですよね?」
私は思い切ってこちらから話しかけました。
(どんな顔して会えばいいんだろう?Mさんはどういう感じで接してくるだろう?)
3階で朝礼を終えた後、私たち応援軍団はぞろぞろと2階に下りました。
私はマスクをかけて行きました。
風邪をひいていたわけではなく、ましておしゃれマスクなんてわけもなく、
Mさんに会った時に動揺が顔に出るのを隠そうとしたためです。
Mさんも緊張しているようでした。
というより私たちの前でしゃべるのが精神的にきついみたいでした。
ヤケクソのような口調で、
「まだ1階から荷物が上がってこないんで、バックヤードに棚入れしてて」
とだけ言うと、さっさと自分の作業に戻って行ってしまいました。
残された3階のメンバーはきょとんとしてしまいました。
一体何をすればいいのか分かりません。
補充の仕事が初めての人も多いのに、そんなざっくりした指示を出されても……。
リーダー格のSさんがまたMさんを呼びに行きました。
Mさんは戻ってくるには来ましたが、誰の顔も見ないようにして
「ここにある商品、ここからここの棚にどこでもいいからny棚入れして」
とさっきよりいくらかマシな説明をしました。
とはいえこれでも私たちには何をどうすればいいのかよく分かりません。
(これはイカン)
と私は思いました。
これでは仕事にならないし、周囲の人にも余計に変な印象を与えてしまう。
私は責任を感じました。
Mさんがこんなにオドオドしているのは私のせいです。
いや、私のせいではないにしても、私が原因です。
Mさんは私にストーカーだと思われていると思っているのでしょう。
いや事実ストーカーなんだけど、別に私は迷惑がっているわけではないのです。
このままではMさんが人妻を追いかけ回すタチの悪いストーカーの烙印を押されてしまう。
私がMさんを嫌っていないと周囲の人に思ってもらえれば、Mさんは誤解を受けなくて済みます。
私は尻軽だと思われるかもしれませんが、そのくらいはしょうがありません。
若い男の子と仲のいいオバサンなんて他にもいます。
年齢が離れているからこそかえって深刻な関係ではないという印象を周囲に与えることができるでしょう。
人妻だとバレた(らしい)ことで、少し罪悪感が減って開き直れたというのもありました。
そもそも2階には彼の味方がいっぱいいるのだから、
仕事を代わってもらおうと思えばいくらでも代わってもらえるはずです。
わざわざ自分で出てきたということは、私に会いたかったからでしょう。
覚悟を決めて会いに来たはずなのに、何をオドオドしてるんだか。もう痛々しくて見ていられません。
私は最初の付帯業務の時のように仲のいい上司と部下というスタンスに戻りたいと思いました。
「Mさん、メニュー画面の『入荷棚入れ』から入ればいいんですよね?」
私は思い切ってこちらから話しかけました。
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