不登校の息子とビョーキの母

不登校の息子との現在、統合失調症の母との過去

不登校の息子の大学受験

2019-12-17 09:30:39 | 日記
不登校の息子が大学を受験したいと言い出しました。

いや、急に言い出したというわけでもなく、以前から
「就職したい、でも大卒じゃないと会社に入れない」
とよく口にしてはいたのです。

本当は、高卒だと就職できないなんてこともないでしょう。
「就職したいけど、合法的に先延ばししたい」
の間違いじゃないの?と思ったりもしますが、家の外に出る気になったこと自体は
結構なことなので、もちろん反対はしません。

通信制高校をやっとのことで卒業した息子は、
予備校に通わなかったのはもちろん模試すら一度も受けたことがありません。

とりあえずセンター試験の出願はしたものの、志望校も決まっていないありさま。

高校に調査書を発行してもらうため、冬休みに入る前に電話しなければなりません。

もう卒業しちゃったのでいつから冬休みか知りませんが、
「今日あたり電話しないとヤバいんじゃないの?」
という感じです。

一歳上の娘の時とは大違い。
中堅の進学校に特待生として入った娘の高校生活は吹奏楽と勉強に明け暮れる毎日で、
学校帰りにお茶することさえ校則で禁じられていました。

センター利用とか、複数学部の同時出願とか合わせると、30校近く受けた計算になります。

しまいには担任から電話がかかってきて、
「学校で費用は持つので、ここもあそこも受けてください」
と言われた時には開いた口がふさがりませんでした。

学校の宣伝のために、合格数を水増し(?)するためなんですね……。

そんなわけですから学校側も合格のためのバックアップは惜しまず、
予備校に通う暇もないほど無料で補習を行ってくれました。

みごと有名校に合格した娘ですが、法学部志望だったのに、進学したのは経済学部。
「なんで??」
と聞いたら、
「合格した中で、一番偏差値が高いから」……

(受験って何だろう)
と思わされた一幕でした。

さて息子の受験はどうなりますやら。
ていうか、たとえ合格したとしても、通学することはできるのでしょうか……。



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