まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

コトバの暴力

2016-07-11 21:28:02 | 日記
こっちに落ち度がなかったわけじゃない。
3年前の脱退に担当も事務も気づかなかったのは
確かに申し訳なかった。

本社担当氏からのメール
「平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。」
から始まるのは同じ社内ではおかしすぎるだろって
なんでこいつの上司はこれを野放しにしてるのか
イライラするのは毎度のこと
本文に「既に脱退してるので今回支給できない。その旨こちらから先方へ連絡する。」
とあって、こいつはしくじったけど、連絡してくれるというなら任せてしまえ
と思ったのがそもそもの間違い。

申請の内容は本人死亡による弔意金。
まだお若いのに、お子さんも小さいのに。
残されたご主人は仕事と育児に必死になっている。
そんな人へ向けてどんな無知が
「ご健勝のこととお喜び申し上げます。」なんて
書き出しで手紙書くのだろう。
完璧に事後報告で止めようも直しようもなかった。
結びのコトバはそれ以上に酷かった。
今朝その文面をメール添付で読んで
営業ちゃんは悲鳴をあげ、ボスは酸欠で倒れそうになった。

うちの本社、一部上場してるそれなりに知名度もある会社なはずで
ましてやまがいなりにも教育サービスに携わっているはずなのに
そこで雇用してる50絡みの男がなんでこんな低脳なのだろう。
だけどこいつが「事務局支援課」にいる限り
無関係に仕事をするのは難しい。
とにかく自己防衛に励むしかない。けれど。
一度放たれたコトバは捕まえて踏みつぶすことはできない。
何重にも傷つけられたご主人に、どうやったら赦してもらえるか分からない。

営業ちゃんから依頼受け、申請用紙をご主人に送ったのは私。
電話でも会ってでも謝りたい気持ちでいっぱいだけど
ご主人の立場ならそれを受けたくはないかもしれない。
とんでもない会社と仕事してたんだな、と呆れて
もう関わらないことにしようと決めてるかもしれない。

大概のことは即時的に落とし所を見つけるのが常だけど
これは・・・






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