まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

新聞に載っちゃいますのacorneさん

2018-09-02 15:14:33 | お菓子作り

ビビッドに
シンプルに

そう思いながら
ああでもない、こうでもないと
描くイラスト

数ある欠陥のなかの
ひとつ

絵が描けない

センス磨いてこなかったな
ぼーっと生きてたかな

なのにどうして
イラストなんか
描いてるか
といえば

われらがあこちゃんの
acorneさんのアイシングクッキーの
写真が新聞掲載されることに
なったからで

しかも、一回二回じゃなく
三ヶ月超全90カット
たくさんあるから
生徒さんの作品も
掲載してもらって
みんなでわくわくしよう
と、あこちゃんにお声かけいただき

フリーレッスンに
乗る乗るー
といったものの
オリジナルのデザインなんて
いったい何をどうしたもんかと
頭をかかえ

そうだ、期間中に
パパの誕生日があるや
と思いつき
お祝いクッキーに決めた
あこちゃんが、それなら
誕生日当日掲載にと
言ってくれたので
テンションあがる

パパのイメージのクッキー
好きなものはなんだっけ?
彼の日課はジム通い、将棋指し、
そしてカラオケ
年間300曲を新たに仕入れるという

いったいどうやってんのかと
おもってたら
CDによれよれの字で
曲と歌手名列記されたものを
何枚も見せてくれて
お友だちが毎朝4時からの
ラジオ歌番組を録音しては
焼いてプレゼントしてくれると

じゃ、かわいいくまのクッキーに
マイクでも持たせよう
と安易に図案確定
あとはお祝いメッセージ
パパの名前どーん
単純だけどお祝いっぽいので
和柄の麻葉と波千鳥
全5枚組で行くことに

フリーレッスンが近くなると
あこちゃんから「宿題」という
ファイルが送られてきて

当日のタイムスケジュールと
クッキー生地のサイズと
用意されているアイシングの量が
書いてあり
ここからどんな型で何枚作るか
何色を何グラム作るか
(2,3色におさえたほうがよい、とアドバイスも)
塗る順番をどうするか
考えてきてね


こ、これは一大事だそ
と冷や汗でたけど
これを毎回あこちゃんは
レッスンのために
考えてるんだなぁと
あらためて大変なことだと
尊敬

さらに、レッスンはじまってみれば
あたりまえだけど各自が
てんでばらばらなことをしてるし
自立具合もそれぞれで
クッキー焼く以前の問題で
ここのこの色どうしたらいいとおもう?
なんてあこちゃんに聞いてる人もいて

あこちゃんは、クッキー抜いて焼いて
あまり生地どうするかも聞いて
色のアドバイス、水分調整の手伝い、
飾りのあれこれの提案、そのすきに
「かわいいー、きれいー、」と
みんなを励ますことも忘れない

わたしが、白塗りのくまに
目鼻口と、マイクを描いて
おしまーい、とおもってたら
さすがにこれはさみしすぎると
おもったあこちゃんが
さささっと帽子を二種類
作って乗せてくれ
立体の手をストックから出して
はりつけてくれた

麻葉のための六角形ベースも
書いてくれたし
パパの名前にキラキラシュガーを
まぶしたり
お祝いメッセージに金箔乗せたり

おかげさまで
とてもめでたい感じに
なりました

デザイン考えるときに
ネット検索してあれこれ
アイシングクッキーの
画像をみたのだけど

やっぱり
あこちゃんのセンスは
群を抜いて素晴らしいんだなと
つくづく思い知り

だからこその新聞掲載だし
だからこその人気教室で
今回みたいなアクロバティックな
レッスンさえこなす
ほんとにウルトラスーパーな
あこちゃん

でも一番素敵なのは
そんなご本人はいたって
ふわっとしてて

翌日のフランス菓子レッスンで
ゆっくり単調に動かす木ベラの
リズムに、
眠くなるわー
とつぶやくナチュラルさ

あこちゃん、素敵な体験を
ありがとうございました。