そもそも父の代から貧乏街道をまっしぐらの我が家です。
旦那の実家は堅実な家庭でした。
料亭と言うものは行ったことがありません。
すき焼きでさえ安価な店です。
着物のお姉さんが高級な牛肉を焼いてくれる店などは入ったこともありません。
そういった店はそもそも相応しくないと思っています。
父は羽振りのいいときは新橋や銀座のお姉さんのいる店でした。
とたんに羽振りが悪くなると赤提灯です。
煤けた縄のれんと赤提灯です。
呑まない主人とほとんど呑めない私です。
ましてや主人は糖尿病に高血圧です。
安価な店で少量を食べる。
これらが分相応に相応しいと!
お酌をしてくれる店や着物のお姉さんが何かをやってくれる店には縁がありません。
ましてや行きたいとも思いません。
高級中華もランチなら行きます。
イタリアンもランチなら行きます。
ディナーに着ていく服がない。
それなりのバックもありません。
いつでもどこでもリュックですからね。
化粧もきちんとしない顔で、ヘアーも切りっぱなしです。
似合うのは安価なファミレスか安価な街中華ですね。
えてして高級な店よりチェーン店の安価なメニューですね。
高級品はお腹を壊すと言うジンクスがあります。
市内のイタリアンレストランはお腹を壊します。
美味しいのにお腹を壊します。
月に1回ほど行く蕎麦屋のランチは安価で美味しくてお腹も壊さずいいですね。
その店は奥で蕎麦懐石もあるようです。