ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

明日で67歳です

2025年01月01日 | 介護
明日で67歳になります。
想定外で生きています。
まさか自分がこんなに生きるとは思ってもいませんでした。
思い返せば不幸続きの人生でした。
子供の頃のいじめや社会人になってからのいじめは今でも心の中に深い傷を負っています。
32歳で何とか結婚するも子供も出来ずにこの歳になりました。
知らない土地で友達を作らなければと…。
やっと出来た友達もうまくはいきませんね。
友達らしい友達がいなかった私が友達が出来るのです。
ところが基本的なつきあい方を知りません。
そのうちだんだん疎遠になります。
年上の友達は引っ越しをする。
孫が出来る。
介護が始まる。
本人が介護される側になる。
施設に入る。
一人二人と亡くなる。
私が救いを求めたのは子供の頃からテレビなどで見る芸能人でした。
憧れでした。
その後は更年期からの病気になり、たまたまテレビで見た別の芸能人に憧れを持つようになりました。
もちろん病院にも通いました。
私は少しずつ元気になっていったのです。
そして60歳でまた別の芸能人に憧れを持つようになりました。
たまたま見に行った浅草の木馬亭の浪曲定席で2度目に聴いたある浪曲師の声がなぜか私には良かったのです。
それからと言うものは浪曲と言うものを聴きに行くようになりました。
その前はシャンソンです。
いきなりシャンソンからの浪曲です。
知らなかった浪曲を少しずつ知るようになったのです。
あと何年生きるかはわかりませんが、その間に母との同居も始まりました。そして数年前から母は認知症になり、幾つか病気もありました。
結婚した主人も度重なる病気ですっかり杖を突くようになりました。
先のことはわかりませんが、母をきちんと看とる。
主人と残された人生を生きる。
求めているのは穏やかな最後です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする