ちいさなつづら

肩幅で暮らす。

すづくり

2015-02-16 07:29:49 | うまい!


 市販の酢を、買わなくなって、久しい。


 柿酢作りも、年々うまくなってきているところ。


 新しい柿酢を仕込むときには、前年の酢を、種酢として加えて、つないでいます。


 いのちのリレー。柿酢も生き物ですから。


 (味噌も、毎年、前年のものをたねとして加えてつないでいます)



 昨日の夜は、大島農園さんから届いた白菜で、定番のぎょうざ。


 ぎょうざには、やっぱりビールが合いますな。



 で、ほろ酔いで厨房に立ちながら、ぎょうざを焼いていて、たれに使う柿酢を、冷蔵庫にしまおうとしたら…


 手が滑って、柿酢の入った瓶を、床に落として、割ってしまいました。なんともったいない!!



 大金をはたいたって、買えない類の、貴重なお酢。あーあ。覆水盆に返らず。


 
 それでも、落ち込んでばかりではありません。すでに、今年度産の柿酢が、かなりいい感じで仕上がっています。バックアップ体制は、ぬかりないのだ!


 まあ、今度からは、ビールを飲む前に、ぎょうざのたれは作っておこう。



 
 えーと、冒頭にも書きましたが、このところ、市販のお酢は、買うことがなくなりました。


 柿酢もありますが、梅酢もあります。そして、ほぼ年じゅう、柑橘酢が、あるのです。


 それぞれ、個性があるので、使い分けています。寿司には、柿酢が最高。ぎょうざも、柿酢がうまいな。


 釜揚げうどんには、レモンやすだちが合います。夏場のそうめんには、梅酢で。あとは紅ショウガづくりにも梅酢。


 
 昔の人の知恵はすごいな。添加物入ってないのに、保存性が高くて、しかも、熟成してゆく。


 生きているって、こういうことだよね。


 
 


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