市販の酢を、買わなくなって、久しい。
柿酢作りも、年々うまくなってきているところ。
新しい柿酢を仕込むときには、前年の酢を、種酢として加えて、つないでいます。
いのちのリレー。柿酢も生き物ですから。
(味噌も、毎年、前年のものをたねとして加えてつないでいます)
昨日の夜は、大島農園さんから届いた白菜で、定番のぎょうざ。
ぎょうざには、やっぱりビールが合いますな。
で、ほろ酔いで厨房に立ちながら、ぎょうざを焼いていて、たれに使う柿酢を、冷蔵庫にしまおうとしたら…
手が滑って、柿酢の入った瓶を、床に落として、割ってしまいました。なんともったいない!!
大金をはたいたって、買えない類の、貴重なお酢。あーあ。覆水盆に返らず。
それでも、落ち込んでばかりではありません。すでに、今年度産の柿酢が、かなりいい感じで仕上がっています。バックアップ体制は、ぬかりないのだ!
まあ、今度からは、ビールを飲む前に、ぎょうざのたれは作っておこう。
えーと、冒頭にも書きましたが、このところ、市販のお酢は、買うことがなくなりました。
柿酢もありますが、梅酢もあります。そして、ほぼ年じゅう、柑橘酢が、あるのです。
それぞれ、個性があるので、使い分けています。寿司には、柿酢が最高。ぎょうざも、柿酢がうまいな。
釜揚げうどんには、レモンやすだちが合います。夏場のそうめんには、梅酢で。あとは紅ショウガづくりにも梅酢。
昔の人の知恵はすごいな。添加物入ってないのに、保存性が高くて、しかも、熟成してゆく。
生きているって、こういうことだよね。
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