もちろん、今のやり方よりも効率があがるため(あがると思うため)、そう言う。
でも、「変える」と成功するとは限らない。
効率が上がる、というのも、わたしの判断なわけで。
「変えろ」と言うことは、いいことなのか?
うーむ。
小腹がすいたなーとキッチンへ向かったら、なんと、水漏れ発見!
天井から茶色い水が落ちてきてます。
あちゃー。
この間、直してもらったのに……。
上の階が改装中だからなんやろうなぁ。
ま、しゃーないなーと、受付の人に修理を依頼して、近所のローカル美容室へ。
お目当ては、ネイルアート☆
マニキュア、ペディキュア、共に各2万ドン(約140円)。
あしたはアオザイを着るので、ちょっときれいにしてもらおうかと。
するとですね。
いるんですわ。そこの従業員の子どもが。小学生の女の子が2人。
この子らが、やたらと絡んでくるんですよ。ベトナム語で。
みなさんも経験があるかと思いますが、子ども&じいちゃんばあちゃんの言葉は難易度が高い。一生懸命話しかけてくれるんですが、ゆっくりはっきり言ってもらっても、分からんもんは分からんのですわ。あかん。頭、パンクする。
よっしゃ。戦法変更!こうなったら日本語を教えてやれ!
「こんにちは こんにちは こんにちは」
突然、わけのわからんことを言い出す日本人に、子どもはきょとん。
「Xin chao」のことだよ~と言うと、喜んで練習し始めました。
さすがは子ども。再現能力が高い!しばらく、子どもの攻撃から解放され、自分の戦法に満足し始めた頃。
始まってしまいました。
子ども特有の「ねぇ、これは何ていうの?」攻撃が。
これは、想定外……。
しかも、彼女らがいちばん気に入ったのが。
ぶた。
なんかですね。ぶた君の形をしたお菓子を手に持ってまして、「これは日本語で何と言うのか?」と問うてきたわけですよ。で、教えたわけですよ。「ぶた」と。
しかも、「た」が印象に残るらしく、ちょっと伸ばし気味に言う。
自信をつけてきて、だんだん声が大きくなってくる。
ぶーた ぶーた ぶーたー ぶーたー
……。
わかった。わかったから、もう言うな。
わたしに向かって、連呼するな。
なぜにわたしはここで、ぶたブタ豚ブタ、言われないといけないのか?
なんだか切ない気持ちになった、日曜の朝でした……。