ま、こんな感じで@Hanoi⇒にっぽん⇒フィリピンへ

ハノイの思い出を引きずりつつ、
日本の生活とベトナム後遺症をつづってきましたが、
ちょっと浮気して、アジアの島国へ♪

ベトナム共生生活

2005-09-15 01:50:06 | ベトナム見聞録

本日、うちの職場に現れた、うごめくもの。
(人間除く)

 1.足長クモさん

 2.しっぽの切れた子ヤモリくん

 3.ハエ

 4.蚊

 5.蛾

まあ、いろんな方々がいらっしゃいます。

昔は、クモは大きさに関わらず死ぬほど怖かったわたしも、免疫ができました。大きいのは今でも苦手やけど。
ヤモリくんも、今は大丈夫。アパートでも共生中☆
ハエ、蚊は好きじゃないけど、怖くはない。

でも。

蛾は苦手。
しかも、ベトナムの蛾、でっかいねん。
前に、事務所のドアに、15センチは優に超えるであろう蛾が張り付いたときには、失神するかと思った。同僚曰く、「スターフルーツの蛾ですね」。

今日、職場に来たのは、6~7センチサイズ。わたしの中では、かなりでっかい部類に入る。
こやつが、ヒラヒラと事務所に舞い込み、わたしは冷や汗がたらり。やつはヒラヒラ舞いながら、うちのベトナム人同僚のイスの下に舞い降りました。

Tさん。そこ。そこ。足元。

蛾が入ってきたときから、クールに無視していた彼女。蛾を一瞥して、ヒールでブチッ
ギャー。


あまりにも突然だったのと、大きな音と、無惨につぶれた蛾の姿に、年甲斐もなく叫んでしまいました。

「ちこぞうさん。そんなに叫ばなくても。
 そんなに怖いですか?」

いや、まさか、そんな風に殺すとは思わなくて。

「へ? なんで?
 じゃあ、何のために、わたしの足元に蛾がいることを知らせたんですか?」

いや、気をつけてね、って思って。
うまく、外に逃がせればいいなー、いや、逃がしてくれるといいなーと思ってたんだけど。

「蛾が、そんなに怖いですか?」

うん。蛾とゴキブリはだめ。
殺すこともできない。

「わたしも好きじゃないですけど、殺すのは平気。
 でも、わたし、ネズミは殺すことができないんです。」

え?
ネ、ネズミですか?


ごめん。ネズミはわたしの中で、「殺さなきゃいけないもの」のカテゴリーには入ってないわ。
ベトナム人宅では、ネズミが出たら、肝っ玉母ちゃんなんかが、ネズミを追い掛け回して殺害しているってことかしら?

ベトナム的共生生活。
血みどろの世界なのかもしれません。