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映画音楽史(36) 『裸足の伯爵夫人』 1954年公開

2014-01-26 00:15:00 | 映画音楽



『裸足の伯爵夫人』 The Barefoot Contessa (米) 1954年制作
監督 ジョセフ・L・マンキーウィッツ
音楽 マリオ・ナシンベーネ
主演 ハリー・ドーズ … ハンフリー・ボガート
    マリア・ヴァルガス … エヴァ・ガードナー
    ファブリーニ伯爵 … ロッサノ・ブラッツィ
主題歌 裸足のボレロ ( Song of the Barefoot Contessa ) 演奏・ユーゴー・ウィンターハルター楽団

運命に操られた女優の生涯を彼女の理解者であった映画監督の回想形式で綴った一編。
ジプシーダンサーのマリアは映画監督のハリーに見いだされて一躍人気女優になった。
ある日、気まぐれにジプシーで踊っていたマリアはファブリーニ伯爵に見染められて伯爵夫人となる。
しかし、マリアの不義密通を疑った伯爵に情夫ともども射殺されてしまう。

主題歌の『裸足のボレロ』はこの映画のためにマリオ・ナシンベーネが書き下ろしたもの。
フルートと手拍子というエキゾチックな楽曲に仕上げたユーゴー・ウィンターハルター楽団の
レコードは映画主題歌として大ヒットしました。
映画では、マリアがジプシーたちに囲まれて踊るシーンで使われています。

↓はユーゴー・ウィンターハルター楽団の『裸足のボレロ』 YOUTUBEより