『巴里の屋根の下』 アルベール・ブレジャン
”Sous les toits de Paris” Albert Préjean 【YOUTUBEより】
トーキー初期の1930年制作でルネ・クレールがトーキー映画芸術を確立した最高傑作の主題歌です。
トーキー初期はアル・ジョルスンの『ジャズ・シンガー』を筆頭にハリウッドにおいて楽曲を聞かせるための作品や
唄って踊るだけのレヴュー作品などのいわゆるガースー映画が氾濫していた時代でした。
そんな時期においてクレールは映画のための音楽を作らせました。それが『巴里の屋根の下』です。
記念すべき映画のための音楽、映画音楽の誕生です。
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